詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
助けたいです。
一言で云えば、
助けたいです。
助けてあげたいです
みんな、
笑っててほしいです
真実に
潰されることなく
社会に
見捨てられること、なく
ただ、笑っててほしい
それだけです。
だけど
そんな
ちっぽけなことが、
叶い難い現在
助けたいのに
助けたいのに...。
私は、
とにかく
弱すぎた
結局、
行動が
伴わないのなら
ちっぽけな人間の
うわごとで
この心に蔓延った、
無駄に正しい正義論
振り絞り、
ここに
完結させずに
今、
その目にも
映してあげたいのに...
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
経験不問、特別任務
傍に居ることが重要で
君のお役に立つことが
願望で、
有意義に
過ごせるかどうか、なの
清く正しく、敬礼!
愛欲を打ち明けても、
いい?
自分を守って、
生き抜いていくことの
何が馬鹿らしいと
云えるのかしら
時々、
意味もなく
虚しさが
込みあげる時に
無情を知って、
またひとつ
大人になれる気がして
上に立ったまま
見つめ合う
乱雑な静寂の片隅で
「喰われること」
選んでいたい
銃を買うより、
同情を買いたい
だから
いつまでも
買い被んないでネ
傷つけるだけの
凶器なら、
中に出して欲しいの
今くらい
「それだけの利用価値」
が
たまらなく、
嬉しいと思える日だって
多分、あるわ
さあ
吐き出して
すべて
思い残さず、注いで頂戴
後悔?
なんて、
きっとしないよ
「そこに付随する理由」
より
大切なものもある
そう
偶には、
あっても好い筈で
嘘でも、
気紛れに漂う終盤
次に咲く花
待ち侘びてみるの
色や香りや、
鮮烈な夢に
憧れた白昼
ときめいて、
今日
忘れないでよ
そんな生き方が好きだわ
揺れる白百合
虚像、
もうブチ壊して
「密度を重視、なの」
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
その名を呼ばれた日から、今まで
きっと多分
訳も分からず
泳ぎつづけてきたんだけど
いまだ離れずに
浮遊してる
声が
心、掴んだまま
あの頃の夢へと
帰れない
白日に照らされた、
善と悪の
分かれ目で
ナントナク
笑み溢したよ
深い紫の日曜
ピンクへと変わる
朝焼けの
ほんの一瞬とか...
あなたに重ねて、
読んでた小説
後悔の上に
感じた温度
確かめて、
手探りで
啼いていた夜
栞のない人生で
振り返り、
思い出せるのは
記憶とゆう
なんて
曖昧な媒体
だから、忘れたくなくて
忘れたくはなくて
昨日も明日も
不確かな現在に
唯一煌めく
君は流れ星
そう
きっと多分
訳も分からず
泳ぎつづけてゆくんだ
これからも
けれど、
それこそが
定めというならば
この気持ちも
きっと多分、
必然のひとつ
あの頃の夢へと
つづく扉を
拙い愛で
いま、探し当てるから
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
そこには何もなく
何にも何にもなく
わたしには何もなく
何にも何にもなく
嘆いていたら
誰かがやってきて
何にもなくはないと
そう言ったのです
どうやら彼には
見えるらしいのです
荒野が花畑に
見えるらしいのです
だけどわたしには
それが真実かは
わかりません
そして嘘かどうかも
見抜けません
ただ言えるのは
信じることが
きっかけになる日も
あったんだな
ということ
それぐらいしか
わたしには
わかりません
でも今走り出すには
充分な理由でした