詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
僻みで美しくなれるなら
そうしていればいい
視線を繋いで
唯、泣いて過ごした夜
空は黒く、雲が立ち込めて..
あの日がなかったことに
なっていく
あなたがなかったことに
なっていく
君の背中を追うばかり
まだ、朝を待てない
まだ、朝を待てない
光は救いをくれたり、しない
闇は
祈りを落とすだけ
まだ、朝は待てない
まだ、朝は待てない
臆病者のちいさな戯れ
心は
ぽつんと
明日を拒んだ
僻みじゃ
君は振り向かない
永遠に
振り向いてなんて
くれない。
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夏の温度に
融けた
ときめきを
まさしく
きみが再現して
みせて
それからは
追いつけないほどの
スピードで
愛が膨らんでいった
否定も肯定も
今は
いらない
この眼に
映るすべてが
真実だとしたら
夢のつづきに
ひらめきが
あるよ
待ちくたびれた
夜を
ねえ
今すぐに
受け止めて
触れたい先に
きみ以外
なんて
考えられない
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有限じゃない、
気紛れな毎日
ピーター・パンも居ない
大人ぶった
生活
真実だけが正しい!
なんて
君の言う、
正義には
鳥肌が立つよ
ヴィジュアル重視の
この
世の中で
剥がれ落ちそな
キュウティクル
根拠もなく、
歩き続けて
現在
圏外から
抜け出せません。
ねえ
あれは誰の星?
ぼくの星?
その輝きが
ぎらつくKNIFE!
まやかしと
重なって、
今なら
月さえ
撃ち殺してしまえる
そんな
気がした
自分が怖い
病原体
未確認
抵抗法
模索中
副作用...
今夜、
誘惑と心中しない?
呼吸するべからず。
祈りすら、
堕落の最終形態
早くも脱出しようよ
電波3本、
火事の素
飛び移ったら
そこは、安息?
副産物は
意外と、クレイジーだね
今夜、
僕と一緒に
心中しようよ
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ざわめきとひらめき
ちょうど重なる頃に
"ピーチフィズ"
捕まえてよ
見当違いでも、
いいから。
"そんなに上手くは、ゆかないものだし"
はじめから、
言い訳
聞きたくなかったな
ねえ
終わりは、
きっと
止められなくて
だから
後悔も
していないけど
独占欲のなかで、
埋もれて死ねたなら
"本望よ"
なんて
本気で言ってみたかった
運命なんて、
子供じみてる
だけど
本気で、信じていたかった
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切なさに
泣き出しそうなのを
こらえて歩いた
冬の帰り道
まだ憶えてるよ。
温もりも
キスの角度も
だけど
もう
駄目なんだね
弾け飛んだ愛情
見つけた日
背中に
抱きついて
夏の初めを識った
西日が目に沁みた
瞬間は
ふたりして微笑んで
3ヶ月目の
記念日
祝ってたのに。
帰れないんだね
そう
きっとゴールなんて
多分
ここにはなくって
いま
後悔のなかに
芽生えた
はじめての気持ち
素直になれたとき
あなたは
居ない
伝えたいあなたは
もう居ない
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恋人、と
呼べないまま
ずるずると
時は過ぎて
ふたりは
いつも
心細そうに
何処かを
彷徨っていて
曖昧な日々の
途切れた
路のうえ
ひたすらに
なぞった
痛みと未来
そばにいてね
離れないでね
ただ、泣きたくて
手を伸ばしていた
冷たい
今日の頂点
あなたの指が
また
戸惑いを解き
わたしを
裸にさせる
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取り敢えず、
太く短く!
それが目標かなあ
長生きなんて
しなくっても
よくて、
お金持ち
にも
なれなくて
いいや
色んな人から
モテなくても
いい
たった一人
愛し愛せる
ひとがいれば、
それでいい
その人の為に
生きて、
その人の為に
ご飯作って、
その人のパンツも
洗濯して、
エロ本も
見て見ぬフリして、
掃除して、
たまに一緒に
お風呂入って、
子供は
3人くらい産んで、
悪いことしたら
ちゃんと叱って、
だけど
良いときは
とことん
褒めてあげて、
そんな風に
毎日過ごして、
そんな風に
歳を取って、
いつか、
昔を振り返るとき
なんだかんだで、
幸せだったなあ
って
そう思えたら
いいな
そう思えれば
いいや
『当たり前の幸せ』、で
私は満足
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君になら溺れたいよ
君になら
溺れたい
今だけが
すべてのようで
だけど
そうじゃないって
知っているから
急に心許なくて
未来なんて
どうでもいいって
二人で
ただ
キスしてたいよ
未来なんて
どうでもいいって
僕の目を見て
そう
言ってよ!
それだけで
いいよ
それだけで、いいよ
それだけで
いいのに
君は
気持ちをくれない
僕には
くれない
くれない
くれない
僕には
くれない
きっと、くれない
かなしくて
かなしくて
泣きたくて
泣けなくて
君は
僕には
気持ちをくれない
かなしくて
かなしくて
泣きたくて
泣けなくて
笑いたくて
笑えなくて
君じゃなきゃ、いやなのに。
君は
僕には
気持ちをくれない
わかっているけど
諦めきれずに
空は
暮れない
ずっと暮れない
宙ぶらりんな月
君のため
だけにある
この空
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きみを
ほんの少しだけ
疑ってしまった後で
なんにも言わず
手を取って
走ってみた
走って走って
終わりのない
夜へと
ああああ
また
舞い戻ってゆくんだ
祈りは
いつも
掻き消されるんだ
罪悪感を濡らす雨
止まないで
永遠に。
そう思った