詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
結論なんて
聞きたくないの
要は気持ちの問題で
ぎこちなく
それでも
世界は揺れるよ
ゆらめく金魚
みたいな
生き方
私は硝子
壊さないでよ
傷つけないで
そんなこと
聞きたくない
、とか
誇らしげに
言えたらいいね
何もかもをすっかり
大人の枠に
納めなきゃ。
急いだって
遅刻したって
ゴールは
みんな同じなら
1分でも
1秒でも
長く
私は誰かと
ここに居たいよ
視線が痛い
渋滞は動かない
そっちのけで
彼が私を口説く
要は気持ちの問題なの
ゆらめく金魚
みたいに
翻させて
いつも全力で
いつも真剣に。
君の為に
生まれてきたの
、とか
冗談でいいから
一度くらい
言いたいよ
また大人の殻に
こもる仕事
急いだって
遅刻したって
ゴールは
みんな同じなら
1分でも
1秒でも
長く
私は誰かと
ここに居たいよ
早歩きも
怠けることも
気分次第で
プラスマイナス
1センチでも
1ミリでも
近く
私は誰かと
ここに居たいよ
私は誰かと、
愛するひとと
愛する君と
ここに居たいの
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祈りさえ
無意味なことに思えた夜
そんな自分も
不甲斐なく
何処か
汚れてしまったように
感じていた
君が遠ざかったのは
たぶん
私のせいで
ぎこちなく息絶えた
答えも辛かった
精悍な横顔
とても痛いから
このまま
どうにでもなれって
半分、腹を括って
降り止まない雨に
身を委ねてしまって
それから、しばらくは
何にも言えずに
後悔だけで
心を埋めたんだ
尊厳死だとか
安楽死だとか
そんな言葉たちの
軽んじられた
甘い響きで
やり過ごしてやろう
なんて
ちょっと
卑怯だった自分
垣間見る過去に
まだ、縛られていて
結局
何の進歩もないことに
気づかされる
踏み切りのタイミングを
計り損ねた後の
世界の気まずさ
酷くみすぼらしい
淀みがかった
けれど、価値ある敗北
もっと
汚れてやればいい
そんな低姿勢
派手に。
泥臭く。
私は生きてやる
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おやすみ、私の悪夢!
聞かせてよ
溜め息まじりの
グッバイ...
あなたはやってきて
わたしも歩み寄って
少し留まって、
互いに癒したり
ときどきは
傷つけあったりした
恥じらったり
ためらったり、
憎みあったり
また、愛しすぎたりして。
もう一度、向かい合ったなら
今度は
背中合わせに歩きだすの
あまりに静かな世界...
まるで
あなたの呼吸が
聴こえてくるようだった
とても甘く...それは甘く...
そして
ねぇ、あなたは行くのね。
その晩、とても切ない夢を見た
あなたは何処か
遠くに行くみたい
隣には、私の知らないコ
彼女に微笑んでる
何かを話してる
でも、私には聞こえない
二人はとても幸せそう
手を繋いで歩いてる
でも、私には追いつけない
目が覚めたときに
やってくるのは
"本当の終わり"
造花をねじり
暗闇に青い恐怖を沈めた
ねぇ、なぜ
私は傷ついたの?
空はずっと、
明けたがっているよ
ねぇ、私は
誰を愛していたの?
真正面から見る
あなたの顔
なんだか
うまく思い出せなくて
やっと気づいたの
私が見慣れていたのは
うつむく横顔ばかりだったこと
ねぇ、あなたも、そうだったの...?
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ときめいてみなさい
雨宿りの日の旋律や
言い負かしてやんなさい
少し掛け違えた学友も
錨を下ろせば
もうだいじょうぶ
そっと、唄いなさい
あなたの好きなうたを
紫陽花の夢に
抱かれて眠る
ちいさな
かたつむりの
子どものように
ここで君は
また、きっと
果てしなく
おおきな愛を知るんだね
答えや結論に
困ったときには
過程と姿勢で
見返してやればいい
夕日に溶けゆく
愛しいひとが
君の帰りを
ずっと待っているよ
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傷つけ合って、確かめ合って
それもまた愛だなんて
つまらない冗談はよしてよね
どんな未来でもいい
ってわけじゃ、ないよ
正解は自分で決めること
だって、背中を見てる
ばかりじゃ気づけないでしょ
言葉にならない声もあるでしょ
向かい合ってこそ
過ごす時間に意味があるから
歩調次第で
風向きだって変えられる
ほんとは勝ち負けなんて
どうでもいいって
余裕の顔していたいけど
強くなりたいなら
戦うことから逃げちゃダメね
そしたら、きっと
認めるのもこわくない
明日を選べる自由に
君はもう気づいているね
悩めるほどに贅沢な今
ひとつずつ積み上げて
ひとつずつ、抱きしめて
心の声を漏らさず
聴いてね
素直になれば
おのずと扉は開くよ
諦める言い訳
なんか考えなくていいよ
君は君のままでいればいい
このまま夢見れば、いい
私は理由は探さない
ただ心に問いかけるだけ
ねぇ。もっと、わがままに
幸せなほうを選んでよ
君と思いっきり
笑いたいんだよ
どんなに言葉を並べても
本当のことは伝わらないから。
君が望んで
体感しなきゃ
「高い場所の空気はおいしいよ」
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空が落ちてきそうだ...
醜すぎる果実
同化して、ほら透明
夢が途切れたようだ...
君の名前と温度
ぜんぶもう消去
日焼けの跡が
取れないままで
君の痕跡だけ
僕の上に踊る
あの日の嘘は
今もずっと現実を
殺し続けるから
夢は醒めない
「どうせ、いつか、たぶん...」
掴めないもの
恋焦がれすぎて
手に入らない未来
羨ましくて
自分勝手な
自分の弱さに
傷ついて泣く
今は塞がれる
心は、何処に行った...?
限界点・臨界点
何処までも走るよ
突っ切って
フル回転
そして、成層圏
何もかも
忘れられるところへ
何もかも忘れられる世界へ
「君のいない世界へ...!」
想いが揺れる
あの日の攻勢
雨が止まない
今日からの劣勢
消去したはずの名前は
消去したはずの気持ちに
まるで
嵐のように浚われて
押し戻される
どうしてなんだ?
逆流したなら
喉を熱くさせる
上手く言葉にできないんだよ
ねぇ僕の愛した君でいて
こんなこと言える
立場じゃないけど
僕の愛した、君でいて
変わらないで
きっとそこにいてよ
さよならを言った
さよならが消えた
さよならは逃げた
さよならはもう、ない
「君は、何処へ行った?」
限界点・臨界点
フル回転
そして、成層圏
何処までも走るよ
突っ切って
何もかも
忘れられるところへ
何もかも忘れられる世界へ
君のいない世界へ...
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『価値が欲しくなったら
なんにもいわずに
抱かれておくんだな
その穴もきっと
無意味ではないよ』
...大っ嫌いなひとが言い放った
役立たずはいらないんだって。
知っているのに
知らないフリをするのと
知らないのに
知っているフリ
するのとでは
どっちのほうが
より罪が重いのかな???
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ぽつんと月明かり。まんまるの。
切なくてせつなくて、それは
まるでドラマか映画の
ワンシーンのようで。
言葉も交わさず、目も合わさず
でも。ふたりを包む空気は
やさしくて、心地よかったの
・・・どことなく、ぎこちない・・・
・・・なんとなく、うるわしい・・・
ねぇ、あのとき
泣いてないと思ったでしょ?
涙がこぼれないように
表面張力、働かせてただけよ
ほんとうはとっても
いとしくて、ふるえてたのよ!
声にだしたら
心が
壊れてしまいそうだった・・・
影を重ねて、妄想をするたび
ここにある現実に
気づかされていた
飽きるほどに、君が好き
そう。いつだって
気づかされてしまうの
オレンジ色の甘い
魅惑の月明かり
ふたりの心まで
温かく、照らしてく
世界のすべてを
ためらわず選べたら
ねぇ、今度こそ
泣いたりせずに
ちゃんと目を見て言えるかな・・・?
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後悔を削ぎ落とし
溶かした
あなたの言葉こそが「快楽」
遠くなる
現実はトリップ
逃げるならば今
「さあ、裸足で!」
今日を
やめてしまう前に
ひとつ言っておきたいの
食べ尽くされた後でも
君が望むなら
「わたしは許すことができる」
受け入れる体制は
既に、整っている
日が昇る
止めないで
瞬きなんてしないで
夢に怯えている「現実」
笑っている
明日のスキップ
選ぶならば今
「さあ、土足で!」
秒針を眺めましょう
12時の鐘に思い馳せ
身体は疼きだす
魂が、溢れだす
「あなたを許すことはできる」
受け入れる体勢で
既に待って、いる
最高潮
黒い日が
雲に隠されて...
偽りとゆう名の「真実」
「もう、いいよ」
底なしの愛で
果ては
あなたを狂わせるから
爪を立て
剥ぎ落とし脱がせた
あたしの心臓が「幻滅」
生きている実感を
見せて!
幾度となく。
忘れぬように
日は昇り...最高潮...
歯向かうな...案ずるな...!
手を伸ばせば
ねぇ、「中毒」!
だって。あなたこそが
あたしの「快楽」