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快感じゃがーの部屋  〜 新着順表示 〜


[330] 市松
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自由
履き違えたまま

数歩、進んで





も一度
真顔で


引き戻して










居心地の
悪さに

気づけたなら



大丈夫










正しい、とか
間違い

とかじゃなく










きみは
好きなほうを


選択すれば、いい














みっともなく
喚き散らかして



どうしようもなく



藻掻き
つづけよう













ぶつけて欲しい





自分だけの
コトバで












いま、

きみだけが
歌える





本当の気持ち


2007/12/08 (Sat)

[329] ふわりとした生温い血液のなかで
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眠らないで





夢が攫いにくる














目覚めないで





現実が壊れてく






















わたし達は
いつも



戸惑ってばかり






















血液は
時々





想いごと





明日を
逆流してく




2007/12/08 (Sat)

[328] メンヘル
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熱いうちに
どうぞ





召し上がって















冷めてしまったら

きっと





美味しく
ないわ



















魂のある今が



最も





美しい時


















輝いているだけ





言葉も
紡ぎ甲斐が




あると























空は云うでしょう





ねえ





















君は笑うでしょう



















時に





根も葉もない
噂に



俯いたり










批判や罵倒に
傷ついたり















素敵な名詞と



その
語感に










酔いしれたり




しながら




















明日も
言葉を



刻んでゆくの





僕ら。










言葉
刻まずには



いられないの





僕ら。



















ああ




君は
何にも言わずに





僕の
カプチーノ


飲み干して











席を立ちました

















本日も


紡ぎ甲斐が
あったね





そんな一日です









ご清聴、ありがとう

2007/12/08 (Sat)

[327] 秋桜
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わたしは
そこに

いるだけ












穀潰しと
呼ばれて




罵られるだけ




















ねえ





ちっとも
その

才能を生かせずに










やっぱり
そのつぼみを


開けずに















雨と陽を
待って






交互に

それを浴びて










黙々と






光合成のみに



鋭気を
費やしている













そんな日々で



























いつかは
わかるだろうか


きみにも

















散りゆく朝には



秋桜を
投げるから




















そして




それは
遺書



なんて



大それたものじゃなく









忘れないで欲しいと
願うだけ

















わたしが
根付いた





ありふれた
世界















けれど




たった一つの
居場所だったこと
















悲しみを纏う
夕暮れの



なかにも








愛があることを



きみは








識っているよね





もう


2007/12/06 (Thu)

[326] 大人不信
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君は可哀想だね。


とか










彼女は幸せだね。










とか










人を比べたがる
大人たちに










幸福の
正しい測り方を


聞いてみたけれど










答えてくれた人は
誰も居なかった















ボクが、
大人不信になった理由です


2007/12/04 (Tue)

[325] 肥えるこころ
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日増しに
知恵をつけてゆく僕らは、

贅沢な遊びを
覚えていくから



たまに



公園で
砂場遊びをやってみる










幸せは、
お金じゃないことに

気がつく


2007/12/04 (Tue)

[324] 名も無き
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意味もなく

机に
自分の名前を彫ってた

あの頃




















別に

存在を誇示したかった
訳じゃないよ




















でも
授業中の暇潰し。

なんていう





矛盾した贅沢でも
なくて

























ただ
何よりも大切だった









何よりも大切な
時間だった
























きっと多分
必要だった気が

するんだよ















あの頃の私には
























いま、


背中の傷を
知らず知らずの内に


隠しながら










心の痛みを









醜い顔を















闇に投げたいと
願いながら




















アルバムを
燃やせずに



泣いている


























私は
何処へ行ったかな

























咲いては
枯れてゆく



ちいさな花にも









美しい
名前があること


















君は
まだ





憶えている?


2008/02/09 (Sat)

[323] 勇気の重さ
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こめかみに
銃を突きつける

勇気も





マンションの屋上から
世界を覗く勇気も















もう必要ない




















ただ、愛が欲しい




2007/12/02 (Sun)

[321] 同居生活
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独りも
みんなも




大事にしとこう










きっと
損はないから。




2008/02/09 (Sat)

[319] アリとキリギリス
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美しいと
称賛するには

まだ



こころが足りない










この世で
最も尊くて


確かなことは










人は人を愛して

生きてゆけると
いうことだ






2012/04/23 (Mon)
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