ホーム > 詩人の部屋 > 快感じゃがーの部屋 > 新着順表示

快感じゃがーの部屋  〜 新着順表示 〜


[205] 金魚草
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




金魚草、

微笑んで





つぼみにキスする
あなたが好きで










だけど



思い出すたび





胸が急に
苦しくなるの





何故?










結論なんて
どうでもよかった



道程なんて
どうでもよかった










2人、共に
生きてゆくことが



一番大切だったのに...





今更
後悔したって、

もう



遅すぎるよね













思い出したくない
こともある



楽しい思い出
ばかりじゃ、ないよ










それでも、
大好きだった



全身で愛してた





もう、居ないけれど

「愛しい恋人」















囁いてくれた
言葉を


抱きしめてくれた
夜を





指の感触を


温もりを










ねえ、全部
そのままに



歩いてゆくわ







もう、居ないけれど



ずっとずっと

「愛しい恋人」













金魚草の花、
触れるたび


思い出すよ





思い出すから







愛しい、愛しい

あなたの瞳







冬を越して

また



出会えますように


2007/10/04 (Thu)

[204] 虚無とゆう名の悦び
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




虚しいなら、
笑いな



笑ったなら、
泣きな



泣いたなら、
思い出しな



思い出したなら、
考えな










考えて、考えて。





飽きるほど、病みなよ



自分の小ささ、識りなよ










そうして、

辿り着いた
思いをなしなよ










全部片付けたら、

心に留めるの





辛いなら、

今は忘れてしまって
どうぞ。






でも、ただ
片隅に

置いておいて。





それから、

前向いて
歩き出せばいい












何もかも糧にして。





大丈夫。










君は君が思うより、
ずっと強いよ










君の背には、
見えない翼が

あるの










信じて。



信じて。










此処にある自分、見つめて















さあイマ。



あの追い風、
乗って















世界は広いよ。





広いから。















君を愛する人が、
絶対

居るから。


2007/10/04 (Thu)

[203] 虚構ライン
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




嘘を吐いて
誤魔化す能力ばかりが

長けてしまった、今。





あなたの全てを
信じることは


出来ないの










口先だけのロマンス










可能性は
希望を生み、



時に絶望さえも見せた













ねえ

悲しいことはないよ





だけど
シアワセでも

なくって









かつての同級生の


状況も

恋愛も
進展も





素直に喜んであげられるほど

良い人間じゃあ
ないの













汚濁してくね







世界が虚構







わたしが虚構?










ないがしろになって...














お母さん、

何故貴女は



こんな生き物を

産み落としてしまったの










染まりたい


染まれない





冷たい矛盾が
死ぬほど厭で





だけど
本当は、



情けないくらい

図太いから






何もかもを
殺ぎ落としてほしいの





その爪で


その愛で





虚心すべてを
打ち砕いて


見せて





真実の重みで

さあ、
わたしをぶって


2007/10/04 (Thu)

[202] 凸凹
詩人:快感じゃがー [投票][編集]

休み時間 シガレット
口にくわえて歩いてたら

やっぱりお前
吸ってたんだな!って

追いかけられたことがあった



実は愉快犯

からかい半分だったけど



やっぱりお前
そんな風に見てたんだな!って

うっすら思った


ちょっと凹んだ





学歴がどうとか 成績が大切とか
アンタは言ってたよね


だけど

お気に入りの娘には
いっつもメールで

答え教えてたじゃん


化粧も茶髪も
見逃してたじゃん





イメクラの上客

セーラー着せて


愉しんでるんだ



そこに舞うのは
"良い先生"で得た諭吉


ああ

なんて馬鹿げた
社会の縮図!



でも どうせあたしは除外品で

女の武器さえ
使い物になんないんだから


あーホント 疲れちゃう






ほら
時代が変われば 状況も変わって


就職難?

景気は悪いしさ



温暖化で地球が危ない なんて


作るだけ作って
生まれさせられた あたし達


あとに見えるのは
苦労ばっかり


最悪な時代

最悪な世代



ゆとりと呼ばれないだけ
マシだけど





あー 社保庁に行きたかったよ

好きなだけ横領
お咎めなし

最高じゃん!


年金なんて払えるかよ

将来 貰えないんだから


だったら貯金して
自分の為に使おう








一つ言うなら
バブルを過ごしたかった

泡の真っ只中に
生まれてしまった


そんなの意味ないじゃん!


ハタチそこそこの
いいをんなだったなら

あたしだって
愛人の一つや二つ





そんなこと
夢見たりしてる
夢見たりしてる

夢見たりしてる





空しいじゃん
脳内も校内も

すべては全部
空しいだけじゃん



だったら笑って 忘れて
なかったことにして

振り切ってゆくの

それだけ





ねえ 先生
明日もまた誰かを買うの?

明日もまた誰かを買うの

2007/10/03 (Wed)

[201] 八方美人
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



思想で救えたなら
そうしたかったけど

同情で嫁ぐのは
勘弁してくれ



何が悲しくて信者

本音はいつも
海の底

2007/09/27 (Thu)

[200] カニバリズム
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



夢に急かされ
愛想笑い



忠実なフリ



心は鍵をかけたままで





後ろ向きになる


後ろ向きになる





とがった八重歯で

一つ残らず



食い尽くして欲しい

2007/09/27 (Thu)

[199] おくりもの
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




生きていてくれて
ありがとう


それこそが
何よりの贈り物


2007/09/26 (Wed)

[198] ブラッドスカッシュ
詩人:快感じゃがー [投票][編集]






あからさま。



不似合いな
左手のリスバン










ぺろっとめくって





生傷を
見せてきた















何の誇示だか
知らないが



わたしは


同情できないよ










あなたが選んで
したことを





わたしには

どうしようも
できないよ













"何故、止めてくれないの?"





泣き叫んでいたけど



"何故、止めて欲しいの?"










あなたは
何を求めているの















そんな身勝手さが
別の誰かを傷つけて


最後には



自分も

痛い思いをするとゆうことに





何故、気づかないの?



















血塗られたナイフ

ぎらつかせて










"死んだら、泣いてくれる?"

なんて








都合良すぎ





















これが最後の忠告





あなたに
振り回されるのは


もう


ごめんです


2008/02/07 (Thu)

[197] 太陽
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




手の平・血液


空に透かして





いままだ
ここにいること



思い出した










涙の中心


未来を溶かして





あたしは
明日もこのまま



呼吸をしているのだろう







呼吸をしてしまうのだろう


2007/09/24 (Mon)

[196] 虚弱体質
詩人:快感じゃがー [投票][編集]






どうしてこんなに
哀しいんだろう










痛いよ。





痛くて、痛くて
堪らないよ










『でも誰にもいえない。』












ああ、泪が止まらないよ





溢れて、溢れて

限界のないこと
思い知るだけ













眠れない





しんどい
















一度はった虚勢を
守り続けるのは



痛い





普通なふりをするのは
とてもとても





痛い



















面倒だ



すべて










このままじゃ
駄目になると


わかってる










何もかも荒廃してく
ばかりだと




















だから時間を頂戴

今は休みたい








何もかも隠して
生きる術を


手に入れるまで...


2008/02/07 (Thu)
1853件中 (1671-1680) [ << 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 >> ... 186
- 詩人の部屋 -