詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
あなた,その包丁<ナイフ>で,
切り裂いてしまって
あたくしごと
あたくしだけ
五つの指を一本ずつ
この恋心と共に
消して,葬り去って下さゐ。
嘘を吐いた
あたくしの裏切りを
責めて下さい
打ちのめして下さい
一度隠れた闇は,
なかなか消えぬもので
光というのは,
なかなか
出くわさぬもので
あたくしは唯,
あなたを想っては
夕餉にランプの火を
燈していました
ベッドの乱れも,
素っ気無い態度も,
気に留めることなく
あなたを骨の髄まで
愛してゐたのです
けれども。
あたくしを殺めて,
土に埋めれば
あなたの気が治まるのならば
あたくしは喜んで,
その土になりませう
すべては,あたくしが悪いのです
あたくしを憎んで,
逝かせて下さい
さあ,今すぐにその包丁で
思い残すことなく,
一息に
両の肢を切り刻み
この恋心と共に
桃源郷へ連れて行ってくださゐ
そうそう
二つの眼は
潰さないでおいて下さいませ
いつ,何時でも
あなたのお傍で
悪い虫など付かぬ様
見張らなければ
ならぬのですから
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不安を浮かべて泣いてた
震える呼吸<イキ>を押し殺して
たった独り。うずくまり
もう 何も見たくはなかった
もう 何も考えたくはなかった
もう こんな気持ちになるのは・・・
現実は重いものだと。
今更ながら 気づいてしまった
中途半端な強がりは
ボクを苦しめたし
救いもした
でも どうやったら
手に入れられる?
どうやったら
其処に行けるの?
・・・道のりは遠い
歩き出さなきゃ
始まらない
なんて
識ってるよ
これを超えなきゃ
駄目なんだ
って
識ってるよ
でも 本当に弱いなら
わかるでしょう?
この痛み
もどかしくって
とても
哀しくって
どうしようもない。
この傷につける薬は
あるの?
後ろを向いてても
やっぱり空は
朝を連れてくるから
僕は後ろを向いたまま
歪んだセカイに
転がり落ちてく
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素敵な素敵な
LOVIN' BOY
あたしのあたしの
ROCK STAR
今日もなぞる
輪郭、唇、存在
今日も脳内
あなたのことだけ!
大好き大好き
LOVIN' YOU
あたしのあたしだけの!
ROCK STAR
神様、あたしにも
同じ価値をくださいな
同じに値する
死を
くださいな
ねえ、お願い!
もしいるなら、
返事しなくても
いいから
今すぐに雷をこの身に!
あなたの元へいけるなら
あたしは、もういい
何の未練もないんだから
愛してるの
LOVIN' BOY
あたしはあたしは
ROCK STAR
鋭い目つきが
すべてを狂わす
心かき乱して、
どうしようもないの!
枯れゆく声
耳に焼き付いて
離れなくて
もう、どうしたらいいの
ROCK STAR
あなたは今
何処にいるの
もしかしていま
隣にいるの?
何処かで
笑って
見ているの?
殺してほしい
LOVIN' BOY
あたしとあたしと
ROCK STAR
ROCK STAR
Hey, ROCK STAR
聞こえるなら
今、ここで
見せて、あなたのその心
あたしのROCK STAR
あたしだけの
ROCK STAR
あたしのために
唄って!
魂の歌をきかせてよ!
ROCK★STAR!!!
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気持ちに嘘なんて、つけない。
例えば、あたしが
此処から消えてしまっても
季節は待つことを
知らないし
あたしが何度叫んでも
誰ひとり
涙してくれることが
ないなら
この世界は、
左右されることなく
同じ向きに傾いてく
自由すら手に入らない
孤独の流れだと
認めてしまう気がする
優しさを言葉に例えるのは、
お互いを強く
必要としていたいから
そうしたら、きっと
二人は永遠になれると
夢のような未来を描いて
期待していても、
そんな自分に
恐れ多く感じ
もっと先の確証まで
求めてしまう自分が
途轍もなく、けむたいだけ
わずらわしいすべてが、
未だあたしを
繋いでるだなんて
そんな現実を認めたくなくて
ただの強がりを
云っているのかな
だけど、
こんなにも嘘に塗れた
現代で
たった一人
歩いてゆく自信なんて
何処にも無いんだもの
切り離されたとき、
心を操る糸が
切れたとき
あたしはどんな気持ちで
この醜い世界を
見ているんだろう
どんな終末を
期待しているんだろう
虚無感に覆われた河の中
あたし、もう
何処までも流され
消え去ってしまいたい
熱い幻の上、
この情熱の色を溶かして
もう、
[無]になってしまいたい
だけだよ・・・。
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生きることに
不器用なのは
一体
誰譲りかなあ
他人<ヒト>より
ほんの少し
脆いとゆう
それだけのこと。
呑み込まれて
堕ちてゆくのは
とってもカンタンな
選択なのに...
いつも
いつも そうだ。
ソレは
朝と夜の関係
天使と悪魔が
交互に 殺ってクル
苦しめるだけ
苦しめて
傷つけて
泪する僕を
嘲笑<ワラ>っているのかい?
深いトコまで
落ちてって
あとは 君の救いを 待つばかり。
もう いいかい?
まーだだよ
もう いいかい?
もう いいよ
なんにも 見たくない
なんにも 望んでない
なんにも
なんにも
見えない
要らない
そうだ!
吐いてしまうくらいなら
最初っから
拒絶しちゃおう!
一番 賢明な 僕の選択
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もう、飽きたんだ
こんな日々には
退屈を凌ぐ為だけの
くだらない余興も
後悔から逃げて
ここに得た
安息も
次に待つのは、
計り知れない痛み
ますます
嫌悪に陥ると
知っていたのに
その場限りの嘘で
心を手懐けた
ただ、何も考えたくない
なんて言って。
進歩の無い夢ばかり
見て
叶わぬキセキとか
理想だけ
膨らませて
目を瞑ったまま
明日に落ちてゆく
もう飽きたよ、こんな日々
救われたいなら
這い上がるしかない
それが厭なら、
切り捨てるだけ
残酷な仕打ち
でも全ては
自分で選んだこと
もうこれ以上、
無力感ばかりを
増やしたくはないから
だから、あたし
行くわ
孤独を馴らすだけの
嘆きの一日は、
誰かが欲しい
24時間
だから、もう。
行くわ
つまらないって
嘲る行為すら
飽きてしまったの
あたし、行くわ...。
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ねえ、困るよ
期待されても
困る
結局は
裏切ってしまう
だけだから
それでも
[人事を尽くして 天命を待つ]
騒ぎだす
ナマケモノの血
疼きだす
欲張りな自我
猫撫で声で
バイバイ(はあと
なんて
吐き気がする
ねえ
どっちにしろ
ラクじゃないよね
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切なさと痛みの狭間
燃え尽きた二人の影と
同化した売れ残りの愛
"選ばなければ善かった"
長い夢の終わりならば
ねえ いっそ すべて
笑い飛ばして
たとえ叶わぬ望みでも
わたしは
描いていたいから
描いていたいんだ
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無理をして
思いっきり
笑ってみた
どうでもいいふり
めんどうくさいフリ
傷ついてないよ
って
素知らぬ顔で
我が物顔でさ。
だけど
すぐに
道を踏み外す
間違えるよ
いつも
3月うさぎ達の
意気揚々とした歌声に
唆されて
躁を極めただけ
ねえ、あたしには
なんでもない日を
喜べるほどの
余裕なんて
ないよ
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何だかんだ
浮き沈み
色々あって。
まっくろな夜も
超えてきたけど
溢れだす
涙が
透明で
憎い!
切り刻めば
指から
真っ赤な血
痛い!
笑える
笑える!
こんなにも
自由で
身軽で
さびしくて
かなしくて。
不安で
たまらない