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快感じゃがーの部屋  〜 新着順表示 〜


[1645] 明日のパイナップル
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ターミナルから
吹き抜けた風が

異国の色をくれた気がした



影法師・掴めそで。

振り解き、払って
凛と佇む

あなたの回答



「もうちょっと、だったのにな」



心の声が
独り言になったり

妄想が

想像を
超え始めたり、、、



手に負えない
気持ちが

いっぱいいっぱい。



ねぇ

まだまだ
膨らみそう

ねえ

まだまだ
青いもの



熟す前に
そうだね。

君が、もぎ取った



だけど

品定めの成果は
必ずしも

あなたの味覚と
合致、しないの



さっさと
棄ててくれちゃったほうが

よっぽど
ずうっと

楽だったのにね。



また、籠に並べて
きれいに磨いて

蓋をして去った



君の大罪



言い訳なんて
したくないけど

空が青すぎたために
飛べないことだって

たまには
きっと、あるから



「これからの私に、期待しててよ」



そんな台詞で
幕を閉じた

二人は



明日の
パイナップルの味さえ

依然、知らぬまま。




2012/07/14 (Sat)

[1644] 自由の銃
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あんまり、からかわないで

そんなに、近づかないで

こんなに、どきどきするの




ねぇ、、、本気になって!




キミがその手で、引き金を引けば...




きっと、もうダメよ

倒れてしまうわ




いよいよ、恋に落ちてしまうわ!




キミにその気がなくっても

キミがその気に、させたんだから




責任取ってよね!




生殺しはツライから

とにかく、ちゃんと

心臓に狙いを定めて




ワタシのアシタ、撃ち殺してくださいな




そしたら、世界はキラメいて

新しいわたしが起き上がって




今度はキミの心、わたしが撃つよ。




覚悟して!

これはまだ、ほんの序章




ふたりの物語は、始まったばかりなの




「めでたし、めでたし」の

ロマンチックなラストへ向けて...




わたしの恋が走りだしたよ




P.S:



今さら、ブレーキはかけられないのよ

だってもう、壊しちゃったから。




言っておくけど、

”その気にさせたのは、キミだから!”





2012/07/11 (Wed)

[1643] GIFT
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心を揺さぶる 雨の音
あなたは 夢の在り処を教えた

あたしはひとり うつむく子猫
「従順でなんて、いられない!」



空を切り裂く 親愛なる殺人者
雲の影には 白馬の王子

待っているだけの人生に
「いったい、何の価値があるとゆうの?」



"盲目の詩"

それなら黙って
その 足下の真実を踏めば いい

そしてそれは
時には身軽で

素敵な生き方になるから



星降る夜は
春の蕾を あなたに示すよ

天からのGIFT
向かい風は追い風に。

結果論ですが...
「きみがすき、なのです。」



朝 目覚めたら
心臓の居場所

何度だって確認するよ

何度だって 何度だって
深呼吸して鏡を壊す



「心配しないで!」

あなたが頷けば
世界は正しく

今日も ここにある



あたしからのGIFT
「受け取ってくれる?」

まだ、発展途上ですが...



「きみがすき、なのです。」



2012/07/08 (Sun)

[1642] おはようとおやすみのあいだ
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「おはよう」があったら
「おやすみ」があった日

約束なんか、しなくたって

きみは、たしかに
そこにいてくれた。



ひとは、いつだって
ないものねだりだから

なくしたときほど
後悔することは、ないの



もどれないかな
「おはよう」がある朝に

もどれないかな?
「おやすみ」がある夜に



だいすきと
言えるひとがいる

それだけで、
この世は

しあわせだった...


2012/07/05 (Thu)

[1641] 独占禁止法
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好きなひとが
風邪で休んだ日、

ノートを取ってあげました。



次の日。

それを渡そうとしたら、

同じことしてる女子が
クラスの半分!



普段は、何気ない
会話だってするし、

ごくごく普通の
クラスメイト



でも。

彼の前では
突然、みんなライバル!

恋する女子の心理戦



今日もその横顔
釘付けで、

好きを再確認しちゃうけど。



忘れちゃいけない
ここは、戦場!

恋する女子の争奪戦



教室で
ふたりっきりにでもなれば、

ほらね。

あのコがやってくる
あのコが邪魔をする



あぁあ〜
独り占めしたいのに!

想うたび、
好きを再確認して

また、増幅するわ。



忘れちゃいけない

同じ気持ちの女子は、
クラスの半分

同じ気持ちの女子が
クラスの、半分



...負けないから。

まずは、正々堂々
フェアに行きましょ?



2012/06/30 (Sat)

[1640] 展望
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肯定がこわい。

夢を現実にするには
一体、どれだけの
努力が要るの。



頭で何かを
理解ろうとするとき

心は、いつも
追いつけなくて



「理性」の二文字で
割り切れないことのほうが

この世界には
ずっと、多い。



まだ、縋れるほどの
弱者になりきれず、

悪びれるほどは
開き直れず...



立ち上がるには
何かが、足りない。

それを模索している最中で



捨てたはずのもの、
未練がましく
羨んでいる自分に

傷ついた。



本当は本当のことが
本当に本当。

ここにいるわたしは
すべてじゃ、ないよ。



気持ちだけを
優先したいのに

柵がそれを許してくれない。



だけど、

流れているのか
流されているのか

今となっては
わからなくって



強さも弱さも
良いも悪いも

もうどっちだって
いいことのように思えた。



ねぇ

あくる朝、何もかも
灰になってたら

君は何て云うだろう?



そんなことも
どうでもいいと
思えるのは、

仮説なんかより
真実を知りたいから。



さぁ、行こう...!



2012/06/27 (Wed)

[1639] リ・スタート
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答えのない宿題
不可能に思える夢

どんなに途方も
ないことだって

信じなきゃ、きっと
どうしようもなくて

前には、進めない。



だから、

誰よりも
自分が味方になろう

自分を肯定しつづけよう!



恐ろしいほど
進歩のない朝も

虚しいくらい
孤独な夜も

向上心を捨てないで

歩くことだけは
やめないで!



可能性という
言葉の存在の重み

いつか、理解る日が

嫌でも
やってくるから

2012/06/22 (Fri)

[1638] きみのいない生活
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ふやけて
あたしは劣化して

ここにあった未来も
台無しになって



なにもかも
ぜんぶを
溶かしてしまった

あの日の朝焼けは
切なかった



ときどき、本当に
馬鹿らしくなるよ

こんなに好きなのに
伝わらない



こんなに
こんなに
近くにいるのに

きみはもう

あたしのことを
忘れてる。。。



ほら

ときどき、本当に
馬鹿みたいだよ

すべては
自分が招いた現実



だけど

想いだけは
今も、そのままで

からっぽの部屋を
占拠した



ねえ

"進化"なんて、
絶対、しない

"応答"なんて、
絶対にこない!



ずっと
夢見てた世界を

いつもただ
空に映して、遊んでる



きっと幻影?
これは、幻影

でも

劣化したあたしは
きみに釣り合わなくて



傘をさすタイミング

ちっとも
判らなくて。



くるくる

幻に委ねて
揺れてみる

そんな、拙い生き方



きみのいない生活





2012/06/17 (Sun)

[1637] ラブ0円
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化粧品にサンプルや
テスターがあるみたいに、
恋にもお試し期間が
あったっていいじゃない?

だから、1ヶ月だけ。
私を彼女にしてみてよ!

絶対、ぜったい。
後悔なんてさせないから!





2012/06/15 (Fri)

[1636] 異邦人
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奪い返そう
白い月の跡

とどめの言葉は空を舞う



鈍感なほうが
生き易いんだ。

寧ろ、

何もない世界が
自由で羨ましい



謎めいてる
今日

月の生態

落下した朝
鬱ぎこんで黙る海



彼の噂は
素通りしてゆく

ひとりでに
そう、ひとりでに



銃声は、心を殺せずに

意味もなく
君が泣く

鳥も鳴く



それは
嵐の予兆のようで

訳もなく、また
争いが始まるよ



同じ空気を吸う
私たちなのに

同じ太陽を見る
私たちなのに



同じ月を見る
私たちなのに

同じ空の下に
生きる

私たちなのに



同じ宇宙に
今、このときに

同じ生命を
燃やしている

私たちなのに



銃声は、心を殺せずに

意味もなく
君が泣く

私も泣く。



それは
まさしく嵐の予兆

訳もなく、また
争いが始まるよ



ただ少し
新しい味を

試してみたいと
思うだけの日に



互いは互いを
蔑み笑う

傷つけ
傷つき

夢は現実を超えて



もう、ふたりの手には
負えない世界に

変わってしまった



まさか、

異邦人の口づけで
目覚めるなんて!



恋にも似た

新しい感情が
私を満たし

いつも痛々しく、そう



ここで
死なせたがる

憂いの朝...。



「異邦人は決して、笑わない」



2012/06/10 (Sun)
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