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快感じゃがーの部屋  〜 新着順表示 〜


[1635] 心の恋人
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



痛みがすべてを
塞いでいたから

忘れたら

何もかもが
壊れそうな気が

してた。

時の流れは
その傷を癒し

確実に世界を
風化させてゆく

だけど

私は何度も
そのかさぶたを

剥がし続けたんだ

何度も、
何度もね。

君に出遭うためだよ


2012/06/07 (Thu)

[1634] 慟哭
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




涙の海で 満ちる月

星屑は煌き 闇へと堕ちた

君が遺した 言葉の影

悪夢のように 締めつける



痛みの中で 蠢く愛が

あの日のままで 戻らぬ夢が

冷たい昨日の 私の心

砕き壊してゆく



静寂を破った 終わりの歌

蒼白い魂をぶって

二人の選択の後悔は

何度も何度も 今を突きつけ



ひしめきあう 悪魔の叫び

理性じゃ 何にも効かないよ

ただ 今すぐに楽になれる

薬が欲しい だけなのに。



日は また昇る

でも空は 笑わない

まるで迷路にも似た 虚しさの中

放り込まれて 甘い自分を知った



光の渦に 想いの強さに

飲み込まれてしまう その前に

明日からの私の生き方を

どうか 誰か。教えて



静寂を破った 終わりの歌

赤黒い血溜まりに

二人の選択の後悔は

揺らめきながら 漂い続け



もう帰れない。そう 変えられない

理性じゃ 何にも効かないよ

私を示す絶対の価値

君に附けて欲しい だけなのに。



静寂を破る この終わりの歌

蒼白い魂をぶって

二人の選択の後悔は

何度も何度も 今を突きつけ



ひしめきあう 悪魔の叫び

理性じゃ 何にも効かないよ!

ねぇ。今すぐに楽になれる 薬が欲しい

そんな そんな夢想の夜...。



そんな そんな悲劇の顛末...。



2012/06/02 (Sat)

[1633] ハルシオン
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お願いがあるの
とても、バカみたいなこと

だけど本気なの、神様!
笑わないで聞いて



わたし

あのひとの
ハルシオンになりたいの

それがなきゃ
眠れないんだって

不安になるんだって。

彼、そう言ったの
かなしそうにわらったの



だから
あのひとの
ハルシオンになりたいの

ならなきゃ、だめなの



わたし

なんにも知らないで
どうでもいい自分の話ばかり

無邪気に笑ったりして

きみのこと知らなすぎて
不用意に傷つけて

すごくすごく、ごめんね



それを知らなかった
無知なわたしは

このあいだ
はじめてやっと理解して

せつなくて、涙が出たの



なんだかわからないけど
こころが痛くて

くるしくて
いとしくて

いつのまにか、泣いて



わたしが

きみのハルシオンに
なれたならいいのにって。

本当に、そう思ったの



わたしが
きみの
ハルシオンになれたなら

いつでもどこでも
そばにいてあげる



わたしが
きみの
ハルシオンになれたなら

いまでも、あすでも
ぜんぶをきみにあげる



わたしは
きみの
ハルシオンになりたいよ

呼んでくれたら
飛んでいくから



眠れない夜は
抱きしめるから

子守唄をずっと
歌ってあげるから



きみが名前を呼んでくれたら

わたしは、無限の愛を
ここに作り出せるの



神様。

わたし
あなたが「NO」と言っても、

今日から

あのひとの
ハルシオンになるわ



あのひとの夜を
わたしが灯すわ



愛しいひと

わたしを
きみの

ハルシオンにさせてください



きみのこころを
わたしがうめたいの



2012/05/30 (Wed)

[1632] Hide and Seek
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「正解」のない道で答えを選ぶのは
そんなに簡単なことじゃ、ないけど

たくさんの人の中
忘れないでほしいのは
確かに刻んできた、その鼓動

どれだけ君が、君を見失っても
僕は君を見失ったりは、しないから

気が済むまで泣けばいいよ。
本当に、かなしい夜は



2012/05/27 (Sun)

[1631] 予感
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これは、きっと
予感というやつで

そうね

あなたは
もうすでに

私のものじゃないんだ。



2012/05/24 (Thu)

[1630] 水面で泣く月
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




恋に溺れたふりして、
泣いてみたの。



だって、
これが運命なら

あなたは辿って

ちゃあんと、ここへ
駆けつけてきて

くれるはずでしょ?



その日は
人生のなかで一番の

とてもとても
長い夜だったけれど



終わらない歌は
いくらでも、あるから

「あたしは、だいじょうぶ。」



霞んでく夢に
バイバイをして

振り返ったら



これからが、ひどく頼りない

心許ない
ぜんぜん、足りない



「突風が何もかも
吹き飛ばしちゃえば、いいのに!」



カーテンを閉めて
ひとり、眠りにつくとき

あなたの顔が、もう
思い出せなくなってて



あぁ。本当にさよならねって

そのとき、やっと
すべてを

見つけた気がした



ねぇ、恋人ごっこも
愉しかったよ

でも。

本当は、遊びの
つもりじゃなかった



あなたのそばも
悪くはなかったよ

でも...



本当はぜんぶ、ぜんぶ
ただの強がり。



その月は

揺らめく、涙の水面で
ひっそりと泣くから



誰も気づかない
きっと、気づかない

いつもと同じ月



だけど。

とてもとても
悲しい月

いつもとは違う月



2012/05/22 (Tue)

[1629] ありあわせの現実
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素っ気ないよね
呆気ないよね

どうしてこんなに
私の人生は急ぎ足


今だけの夢なのに
甘くない空の色

研ぎ澄まされ
想いは、また轍を踏む


素っ気ないよね
呆気ないよね

どうしてこんなに
私の人生は遠回り


今だけの夢なのに
途切れそうな、この歌

だけどどうして
こんなに愛しい

君の全て


2012/05/18 (Fri)

[1628] 硝子とダイヤ
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ぼくは硝子で
きみはダイヤモンド

ぼくにはすぐに
傷がつくけど

きみには
ひびひとつ入らない



ぼくは硝子で
きみはダイヤモンド

ぼくはすぐに
粉々になるけど

きみは
誰にも壊せない



ああ
眩しすぎるきみ!

曇りゆくぼく...



磨けばみがくほどに
もっと、きらめいて

ぼくはますます
不似合いになる



ねえ、いっそ
どこか

遠いところへ
行ってくれないか



きみをただの
石になんか

したくないのに。



ぼくはきみに
恋をしてしまってる

手に入れたいとさえ
願ってる



ぼくは硝子で
きみはダイヤモンド

ぼくは硝子で
きみは、ダイヤモンド



ねえ、いっそ
どこか

遠いところへ
行ってくれないか?

ダイヤモンドが似合う
どこか、遠いところへ。



そうしたら、いつか
そこにきっと

「ダイヤモンド」に
びくともしない

勇ましく立派な
男がやってきて、

きみを欲しいと
言うだろうから



ねえ、いっそ
どこか遠いところへ...

早く
はやく

行ってくれないか



ぼくなら、平気さ。
心配ないよ

ボロボロの硝子に
いまさら、傷がついても



それは
何にもなかったことと

ちっとも
ちっとも

変わらないから



『...さようなら、ダイヤモンド』


ずっと、
きらめいていて!



2012/05/14 (Mon)

[1627] 過怠。
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超過勤務明け

妄信をなぞりつつ
まだ生きる意味も
何処かには、あると

言い聞かせて
声を無くしてみる

夢の中で兎に会えたら
追いかけてみよう

そして、奴の時計を
ぶっ壊してやる!!!

2012/05/12 (Sat)

[1626] Say You Love Me...!
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「愛してる」って
言えたなら、とても素敵

だけど。

現実はドラマみたいに
上手くはいかないの...



泣けるほど刺激的な
恋がしたいってわけじゃ、

ないのに。

きみの言葉は
嘘ばかり孕むから

わたしの心は、濁ってく...



毎日、愛が生まれているの
この胸の奥

今にも弾けそうなの
目を逸らさないで!



溺れてしまう...
息が出来ない...

切なすぎるの...
とても、苦しい...

「あなたを想って、死んでしまうわ!」



それをくれたなら、ねぇ。

わたしは、きっと
無敵になれるのに...

現実はドラマみたいに
上手くはいかないの...



どうして?







2012/06/17 (Sun)
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