詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
ときどき、何もかもが
厭になるのです。
ときどき、何もかもを
吐き出したいのです。
醜い電波のなかに
自分自身が
埋もれてしまいそうになるのです。
ときどき、何もかもを
ひっくり返して
ときどき、何もかもを
壊したいのです。
そうすると、少しだけ
楽になれる気がするのです。
後進が前進を
産む日だってあるのです。
昨夜の赤い月・・・
隙間なく並べて見せた虚勢に
私は、また傷ついて
空はか細く鳴くでしょう。
溺れてしまえば、きっと
そう。酸素なんて
もう、要らないはずなのに。
私は、それをどうして
こんなにも
かなしいことだと思うのでしょう。
闇が光を遮ったんじゃない
光が闇に屈しただけで、
あなたが悪いんじゃない
周りが味方を知らない
そう云ったなら、
もう一度
私の手をとってくれますか。
花は、ただそこで咲くのに
ただ、そこで咲くのに
見返りも求めずに
ただ、そこで咲いて散るのに。
ここに正しさを測る
物差しがあったなら、
もう一度、あなたは
期待してくれますか。
私は強くなんか、なりたくはありません。
弱さにすがってしまう
弱さを捨てたいと思うだけで・・・
ときどき、何もかもを
切り裂きたい
この衝動。
現状は、「暫定」なんかじゃ
決して塞ぎ切れません。
『どうするおつもりですか?』
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空が高くて、遠すぎて。
泣くことしか
知らなかったんだ
あの日のわたし
ときどき、
寄せ合う肩がほしくて
誰かの体温がほしくて
またひとり
うつむいては
切ない夢を見てた
この手のなか
息を潜めて
芽吹くときを待ってる
恋の欠片は
きみにしか
見つけられない
わたしの
心の鍵なの
ねぇ、だから
はやく逢いにきて!
温室で今日
いまだ目覚めぬ
・・・愛のうた・・・
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太陽が燃えるのは
きみのためじゃないし
月が照らすのも
きみのためじゃない
風が吹くのも
海が凪ぐのだって
みんなみんな
きみのためなんかじゃ、ない
でも。
わたしは
きみのために
笑うことができる
きみのために
泣くことができる
きみのために
わたしを
差し出すことが、できる
準備はもう、できてる。
ねぇ?
あとは
きみが頷くだけ、なんだよ
勇気のカタチは
いろいろ、あるから。
STARTに相応しい朝
泣き顔なんて、見飽きちゃった
ねぇ
あの日から
もっかい、やりなおそ?
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経験が、「夢」を濁らせてく
労力や痛みに比例しない
この「幸福」という名のパズル
選択肢を増やすためだけの。
自己満足という名目の。
大義名分?
・・・どうかな。
きっと、どうでもいい遠回りだよ
それは、緩衝材で
それは、劣等感で
それは、麻薬のようなもの
そして。
僕は、いまだにひとり
箱の中身を知らないでいる
あのね、
色んな唄を覚えたかったんだ
様々な言葉と様々な顔
あらゆるものに
何かを
使い果たしたくて。
そうして、いま
自分が居る居場所も
わからないくらい
「生きること」に没頭して
生きてみたくて。
期待したかったんだ
今日、歩く道と
明日、歩く道は
必ずしも繋がってるとは
限らないんだけど
何かせずにはいられない
なぜかしら
届かない手紙も
投函しつづけたら
いつか、報われる日が来そう、
なんてネ。
自分に酔って
ノイズばかりの日常を愛すフリ
ぜんぶ、狂ったんだ。
...あのときの一言で
「心」というもの
僕が思っていた以上に
図太く、卑しく
そして繊細で、
「君」というもの
僕が思っていた以上に
愛しくて、愛しくて・・・
たまらないんだよ。
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想いと現実は
相容れないもの?
じゃあ、
想いを曲げる?
背伸びをやめる?
折り合いをつけるのは
結局、君だから
あたしは
なんにもいわないよ
だけど。
人の目よりも、
心の中の
幸福を見抜く千里眼
大切にしてね
直に、春は、来るよ
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鍵を開けてくれたのが
ただ、きみだった
というだけで
本当は
誰でも
よかったのかも
しれなくって。
でも、きみじゃなきゃ
ダメだった
きっと、ダメだったよ!
いまは絶対に、
確信してる。
壊れたドアベル
どうでもよく、なったら
世界のすべてが上の空
・・・本当だよ!
だって、
きみの足音で
わたしは目覚める
だって、
きみの心音で
わたしは眠る
痛みを知るだけじゃ
幸せには、なれないよね?
そこにある愛を
自分で生かさなきゃ
そして
わたしは、また
帰ってゆくの
名もない恋も
ひとつのドラマ
”きみが呼んだら、ぜんぶ、きらめく”
そんな事実を
なにげない真実を
素晴らしい日常を
手探りで!
今日!
見つけたの!
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漂白して、もっと
思い出も未来も。
なにもかも
君だけの色に染めあげて!
攫ってよ、わたしを
どこか遠くに。
めちゃくちゃにされても
...いいよ、
君になら
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たまに、生きてる現実を忘れちゃったり、
なぜか、死んでもいいと思えたり。
愛しているから。すこし、臆病になるわ。
でもね。ときどき、生きてる現在を実感したり、
不意に、死にたくなんかないって思う。
愛しているからこそ、強くもなれるの。
「・・・愛しているの、あなたを」
何度だって言える。
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
花もいつか枯れるのなら
愛でられる
そのときだけは
あなたにすこし
見てほしい
...美しいうちに。
ひとりさびしく眠る日も
そっと切なさ
濡れる日も
あなたはすこし
居てほしい
...上手に、できたでしょ?
かなしいなんて
いわないよ
痛みのなかのユーウツ
笑顔を見せて
空に投げて
「こんなに、そばに、いる」
あのとき残した
ザンガイに
かけた魔法
祈りも無意味じゃない
そう思える今日
キセキ。繋げた。
嘘もいつか溶けるのなら
愛でられる
そのときのために
わたしはすこし
大人になりたいの
...あなたが居ない朝。
かなしいけど
口笛の練習をするよ
切なさ
空に投げて
爪を噛んで、堪えた
...でも。
ちょっとだけ
今は泣かせてね
背中の翼
重くて
飛べない日もあるから