詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
操作してほしい
何もかもが疎ましい
雑記で埋めた
生涯手帳
笑ってよ
そうじゃなきゃあ
本当にただ
みじめでしょ
空の色
温度
季節を無視して
その銃は
あたしを
護りたがるけど
ここにある
弾丸で
心までは
殺せそうにない
本当にただ
みじめなのよ
一番の悪は
このあたし
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ライトな恋 がしたい
すぐに溶けてく 氷みたいに
少し甘くて 愉しくって
後味のない
そんな お手軽な恋
永い夢は 嫌
いつか目覚めなきゃいけない
幻なんて お断り
3分でいいから やさしくしてよ
そういう恋で いいから
ひとつの窓の中
ぜんぶの景色が ほしい
今日だけ 誰かの
お姫様になりたい
ねえ そういうことって
きっと 誰にでも あるはずで
たまの休日だから
わがままも
たまには 許されたって
いいでしょ
わたし そんな恋が したい
痛くない恋をしたい
軽いジャブみたいな 衝撃
ほんの一瞬の停電 とか
一度きりの本気
消費できる気持ち
わたし そういう恋を してみたい
都合のいい恋をしていたい
ねえ インスタント・マン
今夜だけ
私の王子様に
なってくださらない?
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核心を突かれて
何故か、ドキッとした
こうなることは
はじめから
わかっていたはずなのに。
「言葉から
真実を変えよう」
彼が言った
「どんな嘘でも
何遍も何遍も
吐きつづけてれば、
本当になるものさ」
流されてゆく日
3ヶ月スパンの
一喜一憂
気分の波は
激しくて
乗りこなせない僕は
すぐに
酔ってしまう
わかっているよ
わかっているけど
まだ
目を瞑ってたいよ
外に出るには
まだ
鋭さが足りない
研いで
研いで
明日、
そうさ
光を放つ
未来予想図なんか
ちっとも
欲しくない
僕は
確かな
過去の在り処を
見たいだけ
あの日
「さよなら」と
言って
自分で封をして
圧縮した汚物が
また
解凍されてくよ
ほら、ヨゴれてく
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抱きしめないで!
...壊れちゃいそう
ぜんぶ。
崩れて
散らばりそう
優しくしないで!
...甘えちゃいそう
ぜんぶ。
忘れて
解けてしまいそう
お願いだから
放って、おいて
構わないで
あたしの
ことは
何もかも忘れて!
君を汚したくないの。
この波に
さらわれたら
きっと
還ってこれない
お願いだから
その気に、
させないで
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無重力の中だったら
恋は
どうなるの...?
...
どうにも
ならないよ...!
私が
地球を離れても、
あなたは
あの子と!
宇宙の何処かに、いる
無重力の中で、
想いは
増すばかりだよ
きっと...。
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むせるように
息をしたら
君の居ない世界が
こんなにも
さびしいこと
知ってしまった
できるだけ
気づかないふりで
笑えば
あと、ちょっと。
もう何ミリかは
傾いてゆけそで...
だけど
ここには
愛がないから
それも
ほんとうに
むなしくて!
かざすように
揺らめきを
ただ、眺めてた
揺らめきの向こうには
確かに
君が居るはずで...
。
だって
何処にも
非現実は
ないはずなんだ!
あなたが持ち込んだ
価値観を
今は責めるべきでしょ
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精一杯の勇気で
振り絞った声
騒音と
朝のラッシュアワーのなか
溶けて
君の名前だけ
ひらひら
宙に舞って落ちた
隣であの娘が
笑ってた
天気予報では
今日は晴れるって
ちゃんと
言ってたはずだけど。
あたしの心は
くもる、クモル、曇る
見透かさないで!
取り繕った
笑顔の下の憂鬱に
あああああ...
なんだか
嘘をつきたい気分
君のことなんて
嫌いだって
自分に
嘘をついてみたい気分
だって
夢の中では
確かに
君とあたしは
結ばれてるのに。
あああああ...
なんだか
泣きたくなってしまう
君のこと
まるごと嫌いになれたら
こんなに
悩んだりしないよ
神様って...残酷。
壊れかけのシャボンは
右から左へ...
ふさぎこんで
ひとり
見つめた空
逆風が弾き飛ばす
少しのためらい
穴があくほど
ずっと
見つめたい空
明日へとつづく
祈りの列車の
窓から見える?
淡い淡い、期待
素敵!
「同じ車両なの?...偶然!」
...なんてね。
あああああ!
報われたい
救われたい
選ばれたい
鈍感で
やさしすぎで
お人好しな君
目が合うだけで
視線、逸らしてしまう
この純情
どうすれば
君にも伝わるの?
あああああ...
あの娘が
また笑ってる
目配せ
意味ありげ
"仲間ハズレは、とてもさみしい"
でも。
あたしの勇気
ことごとく
かき消すのも君だけど
あたしに勇気
くれるのも
なんでかな?
いつも君なんだ
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際限もなく
溢れ出す愛や夢が
私を繋ぎ止めて
まだここに
留めているけど
朝は
待ってくれない
少しの空白さえ
逃がした現実は
やがて
大きくなって
歪むように
傾いたこの世界は
あなたの心に
どう映るの
私の独り言は
風になって
空を切って
その海を撫で
ほんの少し
波を立てるだけ
届かない
あの
青の向こうの黒
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後悔したくて
選ぶわけではないから
どうでもいい
とは
決して言わない
言わない
けれど
それでも
いいときがあって
今が
ちょうどそれなの
だから
夜の予定を
空けておいてね