詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
世間を渡る上での
障害
なんて
誰にだって
幾らだって
何処にだって
あるよ
上手く
笑えないこと
上手く
泣けないこと
上手く
怒れないこと
上手く
喜べないこと
上手く
歌えないこと
上手く
こなせないこと
上手く
生きれないこと
上手く
死ねないこと
でも
そんなのは
上手くなんか
なくたっていいし
全部
下手でいい
寧ろ
どうでもよくて
君が
君で居る
君が
君に成る
それが
ただひとつの
僕の関心事
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安っぽい小説を読んだら、
眩暈がしたよ
気持ちを何処かに
置き忘れてきた模様
単語を並べて
言葉の切り売り、量り売り
手のひらに食い込む
爪だけが今
なんとなく
生を実感させる
私は一枚の絵が欲しい
真っ白な画
まだ何にも
描かれていない絵
それから
君の黒い手帳を
強請ってもいい?
あなたが確かに
歩いてきた道
そして
私と確かに歩んでゆく道
白紙でいいよ
白紙がいいよ
行き当たりばったり
酔ったり
私は、そういう色が好き
白紙でいいの
白紙が、いいの
すれ違ったり
痛んだり
私は、そういう色でいたい
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
なんだか悔しくて
幸せが妬ましくて
夢の中でなら
どうにでもなるって
妄想してみた後で
彼にとって
あの人は
いつだってお姫様で
寝ても覚めても
特別なんだってことに
気づいたら
もっと悔しくなった
他人の運命論
否定するくせに
自分の赤い糸は
信じてたい
だって女の子だもん
そういう生き物だもん
人の不幸で
自分を測る
生き物なんだもん
ねえ
もし気が向いたら
私を選んで
2番でも3番でも
100人のうちの1人でもいい
私にとって
あなたは
いつだって王子様
ねえ
私のほうが
ずっと若いわ
特等席は
ここにもあるよ
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被害者意識が
蔓延ったまま
小さな部屋を支配して
呼吸の愉しさを
忘れていた
きみに逢える
嬉しさを
忘れていた
丸い空に色を乗せて
また
在りもしない話
で以って
確かに
存在することの
尊さも
きっと
わたしは
忘れてしまってた
何が
わたしを駄目にした
世界が
わたしを駄目にした
何が
世界を駄目にした
わたしが
世界を駄目にした
夢は今を堕落させ
追うばかりの日常に
光はない
闇の在り処で
待っているのは
まだ
帰れない
本当の心
だけど
君が傍に居て
笑っていた日々の
愛しさを
ちょっとだけ
ねえ
ここで
噛み締めて
眠る
いつだって
二人は嘘吐きで
在り来たりな
模様を
好んで生きてた
君は
強くもなれず
弱くもあれず
背中を向けて
星を数えていたね
そして
二人はいつだって
臆病な兎
みたいだった
あのとき
強がりが
見えなくさせていた
本当の空の青さ
...ねえ
言ったでしょ
わたしは
嘘吐きなの
君のこと
なんて
とっくに
「忘れちゃったよ。」
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美しすぎて、
眩しくて
照れます!
柄にもなく
少し、
浮かれてます!
あなたは、
私の欲しい
世界を
体現しました
広言なんか
じゃなく、
壮言ナントカ
でも
なくて!
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
真剣に生きるって
なんなの
ちょっと
真面目に
呼吸してみるとか
もっと
集中して
廊下のカーブを曲がるとか
くだらないことを
愛するとか
真剣に生きるって
つまり
なんなの
詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
あなたが
そっと息を吸い込み
太陽を射抜く
あたしは夜の淵で
三日月のワンピース
世界が正しい色
染められて
空に魅せられる頃
二人は指を繋ぎ
うたう
窓辺の白
昨日の赤
痛み
時に甘く
心を溶かすわ
セツナイの
だから指を繋ぎ
うたう
あなた
死んでしまわないで
譜面に並べた
あいしてる
響かせて
あなた
死んでしまう日は
あたし
何処へゆくの
祈り
何処へゆくの
あたし
天へゆくよ
虹色のトゥシューズ
指を繋ぎ
うたう
もう
あなた
死んでしまわぬように
裸のゆめ
黒い時の砂
指を繋ぎ
うたう
今日からが始まりだよ