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快感じゃがーの部屋


[1086] 本性
詩人:快感じゃがー [投票][編集]






あの子が
彼を好きなこと

あたしは
知ってた





だから、邪魔した





あの子が
彼を好きなこと

あたしは
知ってた





だから、騙した





待ち合わせ予定の
校庭の隅





ひとりぼっちで
そわそわする

彼女に





体育館の彼は
ちっとも

気づかない





ちっとも
ちっとも





気づかない





あの子の
恋心

ちいさな恋心





彼は

一生、
気づかない





さあ





あとは
あたしが

彼の腕を
捕って





走り抜けるだけ





今、
そっちへ行くわ




2008/08/30 (Sat)

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