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快感じゃがーの部屋


[1095] 輪郭のないコトバ
詩人:快感じゃがー [投票][得票][編集]


私が勝って笑うとき
誰かは

負けて泣いていた

私は
私の目の前を

通りすぎる人たちを

どれだけ
理解してきただろう

どれほど
理解しようと

しただろう

1ミリすら
変わらない

同じ人間なのに

私は

自分がされたら
嫌なことを

平気でする生き物だった

ひとに優しく
することは

自分に優しくすること

そう思えば
これからの生き方は

もっと

いいものに
なるかもしれない


2011/07/08 (Fri)

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