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快感じゃがーの部屋


[1099] 最後の唄
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




これが、最後の唄になるでしょう





あなたが
この手紙を読んでいる頃、

私は

涙を捨てているはず










世界は広くて
とても広くて、

君の知らない顔が
沢山あるのだと

あなたが
教えてくれたから

私は

心を疑うことを
やめるよ

私は、

私のままに
生きてみるよ





それは

答えにならない
遅すぎる結論

だけど

夢は

いつだって
裏切ったりしないと

知った





私は、

望む景色を
描き続けていたい

きっと

多くの人が
忘れてしまった生き方





シンプルに、
シンプルに、

すべてを感じたい

空の青さを
素直に認めたい










ねえ

あなたはいつも
私のために

様々な色をくれたりしたね

あなたはいつも
私のために

あらゆる感情を
示してくれたね





だから

私は

心を疑うことを
やめるよ

私は

私のままに
生きてみるよ





夜を恐れるのも
もう

やめた

あの星が、

一光年前の光を
伝えるとき





見えない宇宙に

一光年先の未来が
あるのだと。





私は
心を信じて笑うよ

これは
最初で最後のうた





そして、

あなたが
この手紙を燃やす瞬間





私は

新しい私を
手に入れるはず










世界は広くて
とても広くて、

君の知らない人も
沢山いるだろうと

あなたが教えてくれたから





私は

心を疑うことを
やめたの










私は、

私という容器を
満たす

やさしい物語を
探しにゆきます。



2008/09/14 (Sun)

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