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快感じゃがーの部屋


[1323] 解毒
詩人:快感じゃがー [投票][得票][編集]


弱くありたいだけ
どうせ 総て まやかし

死ぬために 生まれてきた
とてもとても かなしい時間

君の目に 私は映って居ないし
私の目の中にも
もう 君は 居ないし。

こんなに 寂しいと知って
急に苦しくって

いきなり
社会の恐ろしさに触れて
心の声が 漏れた

溶かして!融かして!
できるだけ 早く

この憂鬱の隙間が
途轍もなく 痛いよ

泣かせて!鳴かせて!
自己主張のための 嘘

この憂鬱の隙間が
途轍もなく 長いの

きっと そう
私だけじゃない
不安に押し潰されそうなのは。

だけど

私は 私にしか成れないから
私は 誰かには
替われないから。

結局 自分の真実しか
分からないし
人の辛さまでは 背負えない

"冷たい風潮のなかに
置き忘れてきたもの..."

何かに急かされて
何かを見失ってる

あのね
解毒したいんだ、丸ごと。

時々
無性に
雑音が恋しくなったり

馬鹿げた
くだらないことが
したくなったり

ほら この自然現象は如何だ?

これはつまり

どうでもいい余暇に
贅沢が詰まってるんだよ

解毒したいんだ、丸ごと。
解毒したいんだ、世界ごと。

解毒しておくれよ!
私を

解き放つように

五感に刺激を!
現在に潤いを!

叫ぶだけなら容易なのに

2009/12/14 (Mon)

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