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快感じゃがーの部屋


[1466] ノイズ
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




騒がしい朝が来て
私は窓を閉じたの

皆が笑っているとき
私は、死んでる



ねえ
多くを期待しないで

私には
手に入れられない
多くのものがあるわ

あなたには見える?



私は知ってる

月はいつも
ふたりを見捨てる

きっと太陽は
あなたを

殺したがってる



知らない誰かの顔
知らない誰かの名前

それはモニターに
浮かんで

私の頭の中を漂う



ぐるぐるぐるぐる...



そう

それは私の意志なしでも
進んでゆくの



誰かの影
暗い部屋の隅

時々

ここに
雑音が欲しくなる

私の恐怖を
感じて欲しいの



あなたが
出かけるときは

いつも、私は孤独



いらいらする
いらいらする

私を傷つけようとする
私の悪魔は

いつもそこら中に
潜んでる



留まってる
留まってる

あなたは戻らない

私にはみんなの
笑い声が聞こえない



静かな夜が来て
私は窓を開ける

私の心臓の鼓動
感じて

あなたの思うことを
私に示して



ちょうど今は
2時

真夜中で

あなたは、また
私を見捨てるかもしれない



2010/10/28 (Thu)

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