詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
ねぇ、馬鹿みたいでしょ
こんなに想って。
綺麗な言葉、並べて
自分を飾って
鑑賞したり
満足してみたって
あいつは
ちっとも
ちっとも、知らない...
そう、知る訳ないの!
だって
好きの「す」の字も
あたし、まだ
伝えようとしてないし。
あぁ。
今夜
君は、誰といるの
誰のことを
考えてるの
黒髪の子かな
隣のクラスの
あの子かな
こんなのって切ない
馬鹿みたいに、かなしい...
でも
選択肢にさえ
なれない
なんて
悔しいじゃない?
多分
行動だけが、物を言うの
だから
やることをやって
存分に泣きたい
そうしたら
まだ
心も救われる
そして
もし選ばれなかった
そのときは、
慰めあって
抱きしめあって
ケーキを
ホールで
丸ごと食べるのよ
浴びるように
サイダーを飲んで
泡に
すべてを
ごまかして
泣き疲れて
眠るまで
好きだって
叫びつづけるの!
明日は決戦...
いいわね?
負けたくないのは
あの子より
自分自身に、なの!