詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
透明な夢で
忘れゆく歌
輪郭がぼけるたび
私は
ピントをずらす
そうしたら
今度は
別の誰かが歪む
役立たずな
人生のお荷物
ヒントより
正解を
「正解を!」
君は
追いつけないくらい
速くはやく
足早に
生きて、ゆく
及びもつかないくらい
遠くとおく
遠い現実へ
居なくなる
忘れたふりして
飲み干し
枯らせた
ねえ。
心臓の
奥から
湧き出る気持ち
あの日の
言葉
まるで
コラージュみたいさ
私の頭のなか
蠢いているんだ
継ぎ接ぎが
リアルで
より、鮮明な
私の人生
そのものを映すのさ
眠れない夜を
また
満たしてく
反骨心とか
エゴの塊だとか
ああ
だから、どうした
声に
成らなくて
闇が隠したら
今夜も
涙を流す時間