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快感じゃがーの部屋


[1570] 初期化
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




キリがないから
そっと、ドアを閉めたの

今は空より、すべてが遠い

どうぞ。お好きなだけ
嫌ってください

...完璧主義者の不完全な実態...



たくさんの雲をよけた
嵐の前の晩

部品をぜんぶ
砕いて、捨てた

歯車のひとつだなんて。
笑わせないでよ

背中が痛くて
荷物も背負えない...



何故、夢が夢のままかって

そのほうがきっと
美しいからで

混在するイマは
届きそうで届かない

それが、きっと面白い



住み分けされた、君の人生は
乱れひとつなくて。

吐き気がしそうだよ...!

過ちも挫折も人間らしくて
人間らしい、から

それで、いいじゃない



何気ないこと
何気なくやって、退け

また、人ごみに還る
還る帰る街

あんまり興味を
惹かれないんだよ

揉まれたら
より、美味しくなるという迷信



着の身着のまま
このまま、何処か

何処でもないどこかへ、行きたいよ

同士じゃなく動詞
何かを動かしつづけていたい、感じ



ねぇ...?
君には、わかんないだろうね

不完全を肯定して
前に進みたい



2011/11/20 (Sun)

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