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快感じゃがーの部屋


[158] 雑音革命
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


五月蝿い。五月蝿い。五月蝿い!



此の世界は、誰のものだ?


誰のものでも無い筈だ







御前等が、
其の汚い鼓動を侍らすのに

理由も価値も無いけれど





此の空気に
触れた瞬間から、


「君は君」であるからして




其の全てに
正義を抱いてくれなきゃ!




愚かだと言われることに
開き直るくらいなら、


此の舌、噛み切るよ














君の云う自由を
奴等は笑い、


国家が謳う平等は

護られることも無く。





強い者ばかり
美味しい肉にありつき、


君のような者は


除かれている





そうあるべきでないと、

誰もが理解っていながら



誰も君を庇わない




庇えない



















「君は君」と、何度言えば満足?




すり抜ける風の囁きは、
僕の仕業だけれど









遠い春が巡るのを
待っているの?



光が照らすのを

待っているの?














それでも。


そんな愚かな君が、

こんなにも恋しいのは





何故かなあ








鋭い眼光、

睨み付け





道行く雑音







成敗致す!











手を取って

剣振り翳して、






さあ

イマ走り出せ










邪を切り刻み、

何もかもを嘲笑う




そう

君こそ救世主

2007/09/12 (Wed)

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