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快感じゃがーの部屋


[1638] きみのいない生活
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




ふやけて
あたしは劣化して

ここにあった未来も
台無しになって



なにもかも
ぜんぶを
溶かしてしまった

あの日の朝焼けは
切なかった



ときどき、本当に
馬鹿らしくなるよ

こんなに好きなのに
伝わらない



こんなに
こんなに
近くにいるのに

きみはもう

あたしのことを
忘れてる。。。



ほら

ときどき、本当に
馬鹿みたいだよ

すべては
自分が招いた現実



だけど

想いだけは
今も、そのままで

からっぽの部屋を
占拠した



ねえ

"進化"なんて、
絶対、しない

"応答"なんて、
絶対にこない!



ずっと
夢見てた世界を

いつもただ
空に映して、遊んでる



きっと幻影?
これは、幻影

でも

劣化したあたしは
きみに釣り合わなくて



傘をさすタイミング

ちっとも
判らなくて。



くるくる

幻に委ねて
揺れてみる

そんな、拙い生き方



きみのいない生活





2012/06/17 (Sun)

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