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快感じゃがーの部屋


[1676] 青二才
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



夜が明ける頃に出逢えていたなら
急度、“仕合せ”というに相応しかった

今日。戯れ言は肴にもならぬ

赦されてほしいの、もう
多分...言い尽せないさ


大人に成りたがった君に
鋭く返した言葉は、
翻るスカートの様で

けれど甘く、美しいから
私は最後まで
嫌いになれずじまいでした。


溢れる怠惰な、気のない嘘
騙されていようと誓ったのもこの時で

けれど儚く、止め処ないから
私は最期まで
好きと言いつづけるのでしょう。


ちいさな反乱、浅き夢見し...閃光
まだ輝いているの。朝の星

ほら、月はそこに在るから

背を向け耳を塞いで
走り出したって

構わず追いかけてくるんだよ
どんな日にも


或る日の空の刹那の顔

慄き、よろめいて
砕け散りそうになったって

君が望めば必ず微笑むよ
どんな日にも...!


さあ、色はお好みで。補充ならご心配なく
いつだって「君」の中に

すべてが「君の中」に。


そして、私は痛がりなままで好い

甘く美しいから
儚く止め処ないから

約束します。
きっと、夢でまた逢えると...


君の言葉でお別れしましょう。

「要は、浮き沈み。
明日は如何にでもなるものさ!」


2012/11/03 (Sat)

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