詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
ときどきは・壊したいよ!
何もかもをやり直して
最初の呼吸を
今度は、本能に
焼きつけておくよ
彩りは・鮮やか
あざやかすぎて…
ときどきは・忘れたいの。
絡まって転げたあとの
冷ややかな目に
数日前の、
どつきあった午後を
思い出してた
その場限りの温もりは
きっと明日には
コオリのように・なって
使い捨てのカイロみたいに。
何の価値も
なくなっちゃうんだ…!
もういらない!って
放り投げた辞書に
手を伸ばせば
迎え撃つ言葉は「脚色」
ときどきは・壊したいのに
ときどきは・壊されたいのに!
きみは、空気を読むとか
察するってことを
知らないから
噛み合わないまま
月日だけが過ぎて
そんなカンジで
ふたりは
大人になっちゃったんだ…
追伸:
これも「脚色だ」って、ののしるかい?
だとしたら
ずいぶん
下手くそな弁解だね。