詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
ぽつんと月明かり。まんまるの。
切なくてせつなくて、それは
まるでドラマか映画の
ワンシーンのようで。
言葉も交わさず、目も合わさず
でも。ふたりを包む空気は
やさしくて、心地よかったの
・・・どことなく、ぎこちない・・・
・・・なんとなく、うるわしい・・・
ねぇ、あのとき
泣いてないと思ったでしょ?
涙がこぼれないように
表面張力、働かせてただけよ
ほんとうはとっても
いとしくて、ふるえてたのよ!
声にだしたら
心が
壊れてしまいそうだった・・・
影を重ねて、妄想をするたび
ここにある現実に
気づかされていた
飽きるほどに、君が好き
そう。いつだって
気づかされてしまうの
オレンジ色の甘い
魅惑の月明かり
ふたりの心まで
温かく、照らしてく
世界のすべてを
ためらわず選べたら
ねぇ、今度こそ
泣いたりせずに
ちゃんと目を見て言えるかな・・・?