愛のすべてをもし、言葉にできたなら浚っていってくれましたかまやかしのように。毎晩、零れ笑む彼の顔を夢に見る緋色の空の世界愛のすべてをもし、過去に変えたなら遭いにきてくれますか風船のように。いま、張り裂けて壊れてしまえたらきっと楽になれるのに矢のように突き刺さり心を揺さぶる...痛い雨。稲妻が嵐を予感させていたいつかの帰り道月明かりの道中蕩けそうに眠ろういっそ、溶けてしまおう...こころの波に身を任せたままで
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