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快感じゃがーの部屋


[1914] 永遠いLieと
詩人:快感じゃがー [投票][編集]

使い捨ての愛なんて
いらないわ!

とどめを刺すように

それは空から崩落したの
とても呆気なく

とても呆気なく。

ぐしゃっと
まるめた

ラブレターの束

心ごと燃やして
空へ飛んでけー...

どうにもならない
ことばかり

でも
どうにかしたい
ことだらけ

なみだの海は
蒸発したなら

めぐりめぐって

またいつか
雨を降らせるの

呆れてるんでしょう?

まぼろしのように
見えるよ
あの日々が

思い出たちが。

愛想尽かしたんでしょう?

泣きそうになるけど
守れない約束は
しない主義だから。

夜道にぽつんと
取り残されて

さまよえば無情

日常は
いつも
突然に転げ落ちてゆく

また
こらえるあたしを

あたしに。

呆れたんでしょう?
うんざりなんでしょう?

あの列車は
遠い場所へ

ゆくの?

これから待つ出来事に
すこし
怯えながら

敗北という名の
道を

走るの?

痛みなでる声

あたしは
現実にまたがって

真夜中を切り裂いて

うたかたの夢を
わらったの

ぜんぶくれないなら
もう、いらない

どこまでも無常

呆れてるんでしょう?

もういいよ
もういいよ

2013/11/25 (Mon)

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