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快感じゃがーの部屋


[1934] ルージュなモーソー
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



はみだすように
真っすぐひいた

わざとらしいくらい
目映い

真っ赤なルージュ。

きみならば、何を想う?

わたしは愛したいよ!!

だってだって
すでに
こんなに溢れちゃって

零れ落ちちゃって

知らない
あの娘でさえ

恋してる顔だねって。

隠せないでいるのに

あーそう
たぶん

ポケットの中の
ビスケットとおんなじ

それはひとりでに
増えてゆく

魔法のようなもの?

きみが叩けば叩くほど
ソレはきらめいて

弾けるから。

寝ぐせだらけの
ぼさぼさな髪も

ごくたまに
メガネをするのも

目を細めるクセもすき

恋した日から
ずっと
変わらぬ気持ちで。

毎日、きみを再発見

ねえ
きみならば、何を想う?

ホントはもう
気づいてるんでしょ

...気づいてないの?

ふたりはこんなに
近くにいても

まだ体温を探り合うだけ?

わたしが送る合図
ことごとく
throughするきみ

鈍すぎ...!

でも。
そんなとこも

だいすきよ

xoxo


2014/01/12 (Sun)

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