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快感じゃがーの部屋


[233] 白いマフラー
詩人:快感じゃがー [投票][編集]






白い息の
凍える夜の真下





千切れそうな、

指先を
くっつけた










本当はネ、



手袋でも帽子でも

何でも良かったの










あなたが喜んで
くれるなら










何だって、
良かったの










ただ、あの夜
あなたが冗談半分に


2人で巻ける
マフラーがいいネって





ホワイト・クリスマス

待ち遠しいネって





笑ったから










あたしは
編み始めたわ



白いマフラー










2人繋ぐ、白い鎖よ












さあ



初雪を待つ
あなたに


プレゼント










春が来なきゃいいのになァ




2007/10/18 (Thu)

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