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快感じゃがーの部屋


[271] 林檎と蜂蜜
詩人:快感じゃがー [投票][得票][編集]




レトロな関係で
白夜みたいな関係で


林檎と蜂蜜


それはCURRYで





萎びた匂い


好まない筈の
朝とゆう

もの





ちょっとくらい
抱いてもいいかな

って



思わせてくれた
ひと










信号が
赤になっちゃって

あたし独り



置いてきぼり
食らって





向こうで
あなたが

呼んでる





飛んでいった
いつかの

帽子



小脇に抱えてね





あたしを
呼んでる



ずっと
叫んでる





そんな

気がしたの










早く
答えだせたなら

素敵
だけど





時間かかっても
構わなくって





あなたと
居られたら


それで良いんだ










レトロな関係で
白夜みたいな関係で


レモンとストレート


それは紅茶で










艶かしい
空気に



包まれて居たいの










錆びていたとして



きみが
いなきゃあ




おなじことだよ












ねえ


信号が
青になったら





真っ先に
走って


伝えにゆくからね






林檎より
真っ赤な頬





揺らして

眠る夜










あなたが
くれた月



それは



シナモンの香りでした


2007/11/07 (Wed)

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