逸脱したようにレールを泳ぐはわたし魚のように世界を泳ぐはわたし乗り越えてゆくよ。追い抜いてゆくよ。悲壮感すら身に纏い天を仰ぐはわたし綺麗すぎる縦縞にみんな目を眩ませる寂しそうな横顔が誰の好意も寄せ付けない高く、もっと高く飛んでみせるわ弾き飛ばされてもなお、わたしは鳴くの本当は溺れているとも識らずに...わたしは、碧い瞳の飛び魚よ誰よりも美しく死んでゆくわ
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