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快感じゃがーの部屋


[31] 溺れた魚
詩人:快感じゃがー [投票][得票][編集]



逸脱したように
レールを泳ぐは

わたし




魚のように
世界を泳ぐは

わたし




乗り越えてゆくよ。
追い抜いてゆくよ。



悲壮感すら身に纏い
天を仰ぐは

わたし





綺麗すぎる縦縞に
みんな目を眩ませる


寂しそうな横顔が
誰の好意も寄せ付けない




高く、もっと高く
飛んでみせるわ


弾き飛ばされても
なお、

わたしは鳴くの



本当は
溺れているとも
識らずに...







わたしは、
碧い瞳の
飛び魚よ


誰よりも美しく
死んでゆくわ

2007/05/15 (Tue)

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