詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
非現実を
愛してたい
そう
これは
逃避とゆうマントの中で
怯えきった
休息
みたいなもの
クロールで
明日を
泳ぎ切るときの
息継ぎ
みたいなもの
そんな
ご褒美で
そう
多分
あまりに
弱すぎる自分を
奮い立たせる為の
或いは
叱咤する為の
強がりを
纏った
ほんの小さな
言い訳
そんなもので
それでも
現実は
現実でしかなくって
その世界で
私は
空を飛べないし
美しくもない
器用にも
生きられず
時々
後悔したり
泣いてみたりも
するの
朝は
いつも
遠いわ
けれど
健気にも
明るい
場所を
目指して
前に進んでゆきたいが
故の
この後進を
あなたは
愚かだと
笑うかしら
(回り道が
好きな
わたしたちは
必要のない
理由まで
持ちたがって
けれど
身軽に生きたがる
満腹に
なりたがる
無駄を愛する
生き物
そうゆうものよ)