詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
泪色した扉の向こう
きみは未だ
嘘のない真実を
待っているのかなあ
衝撃の赤に、はにかんだ青
オレンジの夕日に
染まりながら
流れてく雲
当てもなく
追いかけたね
汚いものばかり
切り捨てた
美しいもの
ばかり
愛してしまった
虚言師の世界。とボク。
もう道は
一つしかないのにな
きっと
きみは、嫌うね...
指切りした小指と
眼が合う瞬間
いつも
ちいさな夢が疼き出す
鼓動だけが光る
無の中に
ささやかな
魔法
かけてみようか
背に乗せて
きみのための唄
囁くように
ずっと、ずっと
ほら
ごらん
見えるだろう?
記憶の果てまで
この空は
続いてるんだから