詩人:快感じゃがー | [投票][得票][編集] |
繋げていたのは、
昨日からの無知
音もなく
あなたは
ポケットに手を滑らせて
早く
もっと早く
走れていたら
二人は凶器に
成らずに
済んだ
啼き出しそうな
夜
酷く濁った
惰性を
連れて
今日も
また
ずるずると
陽は気丈にも身を削る
もし
求めていたら
あの時
確かな答えを
君は
くれたかい
臆測の上に
並べる
その手の
質の悪い話が
私は
苦手だから
君のようには
出来ない
いつも
器用な風では
居られない
独りぼっちが
厭だと
喚いて
梅雨を
避ける為?
遠回りで向かう明日
如何にもこうにも
我が儘な自分を
欲してしまうけど
気張るなよ
溶解度
いよいよ
公式が
役に立つ日が来るなら
あの
透明な月
攫うのは君
待ち侘びていたんだ
麗しき欠損
誰かの為って
理由は
時々
厄介で
勇気が要るものだから
あんまり
責めないでね
臆病な魂は
日毎
益してく怠惰で
混み合ったまま。
還れない