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快感じゃがーの部屋


[462] 刻め
詩人:快感じゃがー [投票][得票][編集]



私は求めすぎたんだと思う

彼の様々なものを
求めすぎたんだと思う



100をくれたあなたに
120を強請り

120をくれた次の日に
150をせがみ



そんな感じで
なんとなく

自分を制御できずに



彼の心を
切り裂いていたんだと思う



付き合いきれない

そう言って
部屋を出て行ったとき



なんだか

世界が右に捻じれてく
感じがして



もう訳が分からなかった



多分彼に頼りすぎてた



だから彼がいないと
私はただの

子供だった



あなたの居ない
朝と夜を

何度も過ごして



あなたの居ない
色んな空間を

どうにかやり過ごして



私のことを本当に
考えてくれる

親友が居なければ



私はずっと
彼のことを

責め続けていたよ



今更



どんな謝罪も
無意味だし

愛してたと言っても
酷く身勝手で




けれど



写真を眺めて
気づいたのは

本当に欲しかったものの
本当の在り処



あなたが私を愛し
私もあなたを

愛し



ただ二人で居られたら
それだけで

好かったんだ



今更



今更



今更。



なんにもならない
言い訳だと知ってて


でも
止まらないよ



本当に今更



親友が
私を抱きしめながら



その涙を

次の誰かの為に
忘れるなと



そっと言ってくれた



私の周りには
優しい人ばっかりだ



だから
私は

あの日を一生忘れない

2008/02/08 (Fri)

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