詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
夕時、道端、
吐き捨てた唾に
精一杯の憎しみ。
そっと、映して
このまま
歩き続けたなら、
いつか
「野垂れ死にできるかな?」
背負った傷を見て、
神父は
懺悔を勧めたが
多分、
そんなんじゃあ
事足りないよ
わたしは、
本心を共有させたくない
覗くなら
何もかも、全て
「引き取ってくれよ」
ああ
そうして、
一人、二人
メモリーを消してゆく
機械が、友情に
価値をつける
こんなに
かなしいものは
ないさ
この世は、分からないことだらけ。
ひしめき合う謎、
手を出したら最後
出口は、
ほらね
何処にもない
「いつになったら、僕は
本当の強さを得るのだろう」
この世は、虚実だらけ
虚実だらけ、だ
安売りの愛、
手を出したら最期
出口は
もう、
何処にもないんだよ
ほんの一時の慰め?なんて
再発して
疼きだすのがオチだ
ねえ
解決には、ならないよ
あくどい感情
腐敗を選んだ
でも、
そんなことは、
とうに知ってる
むしろ、
「如何でも
良くなってしまった」
救いなんて
先の
先の、また先の話
ね。
許容いっぱいだ
この部屋は、
独り言で
埋め尽くされてしまった