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快感じゃがーの部屋


[525] 三年分
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




賑わいの街
擦り抜け

誤魔化す孤独





ずっと
燻ったままの


ちいさな硝子の心





虹が出る頃に


も一度
名前

呼んでくれたなら




駆けつけるわ

どんな日でも





あたしは
痛みを

忘れないから





あなたの分まで
背負って

あげる





雑踏に
吸い込まれ


遠のく夢





ちょっと虚ろな
右脳


ばいばい





青い猫に
祈って

いるのよ





君に逢えたら、と





また
君に逢えたら、と


2008/03/10 (Mon)

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