詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
加減を知らないのだ。
現実ってやつは
君の気丈にも、
優しい
虚勢の背中に
傷つき、励まされ
泣いたり
笑ったり。
時に、
空が温度を
欲する時間は、[格別さ]
報いが、
鼬ごっこで
カノンを踊る
嗚呼
言葉とは、
如何に薄っぺらで
無意味なものか
感じていて、
けれど
口にしてしまうよね
寂しい、よりも、恋しい
そんな夜で
巻き煙草に、
罪悪感まで包み込む始末
嗚呼
火を点け、灰に成る瞬間
全てを終わりに出来る
そんな気がして、
そうして
薄くなった酸素の中で
いまだ
行方の知れない
現実に怯えている
好いたが故に
こんなにも痛いよ
ねぇ。
言葉なんて、
薄っぺらで
無意味で使い捨てで
凶器でしかなかった
...君と出逢うまでは
自分のものでしかなかった
君と出逢うまでは。
そう
感じるから
口にしてしまうんだよ
僕ら
日々、生まれる想い
蓋をしたって
どうせ
生きてはゆけないから
「現実」は、いつか
無限の愛を
此処に咲かせてくれる
そう信じて
薄っぺらでもいい
確かに君の胸
届いたなら
今日は、後悔なんてしない
今日は、後悔なんて。
「しない」