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快感じゃがーの部屋


[607] あけび
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


言い訳も美しく
際立っていたなら

君は満足したかも





けれど所詮
ふたりは違う生き物で

うろこ雲は掴めない





似通ったあけびの
凛とした

佇まいに





かすかな
君の優しさを

憂いたりして





朝日を撫でて
旅立つ夜に

きっと

少しは救われていた





風にそよぐ花びら

いつしか
夕焼けに同化して





君が嫌いと言った

未来は
もう

すぐそこ





あの

紫も
心なしか

幸せ抱いて
待っている様だよ





現実を恐れぬ君

現実を壊す君





恋したあけびは

毎夜
何を夢見ている?

2008/04/07 (Mon)

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