ホーム > 詩人の部屋 > 快感じゃがーの部屋 > 八百長

快感じゃがーの部屋


[664] 八百長
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



現実逃避だ なんて
哂っていた けど
そんな 他愛無いことで
濁していた のも 束の間

増えてゆく 暗闇 と
隠れてく 本心
光は死んで 今
愛は 見えなくなった

雲 ばかりで
先の見えない空
確かに 君へと
続いていたけど

それは青じゃない
真っ赤な 痛みの色 で
嘘まで溶 かして
罪悪感 を 連れ去った

祈っていたよ
君の全てを
愛していたよ
君のスベテを

ねえ

口から出任せも
いいとこ だね

あの日の後悔は
突き刺さったまま
離れずに

僕の 心の腐敗 を
速めているよ


2008/04/18 (Fri)

前頁] [快感じゃがーの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -