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快感じゃがーの部屋


[672] ちいさな祈り
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



秘密の願い

心、壊して





隙間から
零れ落ちた





ちいさな祈り















本当は、想ってる



どんなに隠しても

真実は絶対、
汚せない















空へと続く夢

蔦が蔓延り





だけど

時々、
どうしようもなく

不安になる










下を見れば、
底なしの闇















ねえ

あなた
誰の為に

泣いているの















月夜に捧ぐ唄

今、翼が生えたなら



きっと

自由は
待っているけど










あの青
かなしすぎるから、

少しだけ微笑むよ





吐息に乗せて










何度でも
描いてみるの

この真っ黒な
部屋の扉





誰かが叩くまで

誰かが叩くまで










世界が
ちょっと

優しくなるとき










本当の色に
そう、


気づけるから


2008/04/18 (Fri)

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