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快感じゃがーの部屋


[681] 月と太陽
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




僕の友達は
月と太陽



月は静かに歌を唄う



誰も聴かない
聞こえない歌

それは

僕の心にだけは
響いて

いつも

切ないメロディを
奏でる



静寂の空に
一筋の

青い光を落として

僕のために
足元を照らしてくれる



ただ
闇の中でひとり

煌々と光る

そんな僕の友達



太陽は陽気に歌を唄う



皆が元気になれる
魔法のような歌

それは

僕の全てに
響いて

いつも

素敵なメロディを
奏でる



青空の下
眩い

光の粒をばら撒いて

僕のために
愛を注いでくれる



ただ
力尽きるまで燃えて

燦々と光る

そんな僕の友達



誰もが通り過ぎてゆく
こんな世界で

月と太陽は
教えてくれた



愛すること
信じること

夢見ること
願うこと



暗闇に佇む
儚い気持ち

希望に満ち溢れる

幸せな心



僕の友達は
月と太陽

今日も僕は
おしゃべりするの



朝は
太陽に語りかけ

夜は月と
目と目合わせる



2008/04/18 (Fri)

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