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快感じゃがーの部屋


[701] サブリナ
詩人:快感じゃがー [投票][得票][編集]






素知らぬ顔 で
あなたが なぞった

台詞は





無性に
あたしを 悲しくさせた





とにかく

吐きそうになるのを
堪えて

彷徨いながら
夢のなか へと


堕ちたの





降り注ぐ
冷たい光と

無機質な部屋





膝を抱いて
一人

泣き叫ぶ あたし





愛は やがて
壊れゆくことを学び

永遠の約束も

何処にもない と知った





大きすぎる
ダブルベッドの違和感 は

どうにか

やり過ごせたけれど





あなた が いない

それだけのことで





心だけが
どうしようもなく


ただ ただ

不自由な抜け殻に
なってしまったよ





ここ に あたしを
取り戻すとき


それは

本当に
あなたを 乗り越えるとき





だけど

今は まだ
信じられそうにない





月は

太陽なし では
輝けないのよ





2008/04/21 (Mon)

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