ホーム > 詩人の部屋 > 快感じゃがーの部屋 > 綺羅

快感じゃがーの部屋


[719] 綺羅
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



明日を覗いた夜

ちょっとだけ
恥じらって

まだ
迷子でいたいと

静かに
指を解いた





かなしそうな顔が


突き刺したまま





あのとき

ねえ
君は優しすぎて





残酷な夢

現実も
時々は正しくて





二人は痛んで
涙を溶かし

声もなく

そっと





離れていったよ





それからは考えてる
ずっと

考えてる





君のことばかりを考えている





孤独は
たまに閃きをくれる

本当の愛は
まだ

解らないけど





何度も歩いた
この道も

何度も叫んだ
あの名前も

どうしようもなく
総てが

いつも





君へと繋がってた





今更

心は
とても正直に泣くよ

私が相応しくなれなかった

本当に





それだけの恋だけど





君が代わりに
言い訳

してくれたから

明日
もう一度

手紙を書くよ





澄み切った空の青





また
新しい恋も

始めようと思う


2008/04/26 (Sat)

前頁] [快感じゃがーの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -