言葉にしなきゃ途切れてしまいそうでこわくて。言葉にしたらいつか嘘になってく気がしてこわくて。結局は沈黙のなかに身を沈めて自分を護ることしかできなくて臆病な今をどうか好きなだけ笑ってでも辛いのはあの日凍らせた君の涙が再び溶けてゆくことなす術もなく黙って立ち尽くす僕を君は瞬きひとつせずただ見つめていてほしい
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