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快感じゃがーの部屋


[736] シャーベッツ・アイ
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


深く息して
また、目を閉じて

唇から零れる
あなたの名前

世界は、こんなに色を失くした

俯き加減...
明日の行方も知らない

"昨夜のこと
無かったことになるなら"

幻想、
再び抱きしめて

だけど

気づいてる
鍵はもう、海の底

「今度こそ、本当に独りぼっち」

ぬるい涙の味と温度
懐かしくて

戻ってきてしまった
あの日々に

私は、きっと言うの
"一人でも平気"

無意味な期待、膨らませて...

臆病な
シャーベッツ・アイのテディ

新月の夜に、ちいさな光
そっと照らしてる

でも、まだ
見えない星があるから

夢を歌うよ

今夜、
淡いコーカイに浮かべ

空を伝う祈りの雨
浴びたら、見つけて

私にしかない輝きを

描いたままで、
ずっと待ってるね

「愛してる」

その一言が、
ただ

私は欲しいだけ

2008/04/28 (Mon)

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