詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
不意打ちの 涙
女の武器 だなんて
よく 言ったものだわ
あなたは 帰ってきや しない
どうせ 意味はないの
心も身体も
あの時 ぜんぶ
あげてしまうべきだった
祈って泣いた夜
時々は 騙されていたよ
あたし
そんなに 愚かには なれなくて
でも
時々は
真実だとも 思ったわ
あなた
そんなに賢くは
なかった。
探り合いの中にも
唯一 信じられる
そんな愛が あると
信じようとして
ささめく 星の隙間
擦り抜けて落ちた
ただ 迷子になる為 だけに
出逢ったような 恋
馬鹿みたい
今更
すべてが愛しい
肩越しに見てた
あれが
永遠 だったのかな
幻 になって
溶けて しまいたい のに
本当は
何もかもが
夢 だったのかな
ねえ
それなら
どうして あたしは
まだ
目醒めないのかな