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快感じゃがーの部屋


[782] 啄木鳥
詩人:快感じゃがー [投票][編集]






祈りが

ぐるぐる ぐるぐる
してる





世界は
冷ややかに

まだ 廻りつづける





アンティークで固めた
棚の一角に

あなたからの手紙

棄てられぬ まま。





ミラーに

きらきら きらきら
光る





本能が描いた
150%

ヴァニラ・フレイバー





漫画の展開に
自分を重ねて

罪悪感 ごと

夢の中まで 堕ちてゆく





きっと





この道の向こうでは

知らない歌が
待っていて

明日は
いつも麗しく 輝く





それは

誘惑にも 似た

甘い罠の
香りで





朽ちて死ぬ日が

本望か?





辛辣な絵画に
署名 をしなさい

声 高らかに云う





確かに 愛していたから





向日葵 より 紫陽花
すべてが遠くとも

季節が 温度を取り戻す 日まで。





祈りで

ぐるぐる ぐるぐる
笑え





世界は
冷ややかに

まだ

廻りつづけたがって る





2008/05/03 (Sat)

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