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快感じゃがーの部屋


[997] 小噺
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




例外の噺は
もう、如何でも好くなつて

整理するなら
今位の頃





引き出しが
溢れ返つてる

時代が

其れを求めてる










語源だとかは
もう、関知する処ぢやない

習得したでせう
明くる日の宴も





ノンアルコールの
情緒・酔態・巧言

貴方の視線が

痛かつた










訓練をしてみるのです










日々、感性を鍛えたり

君の我が儘の
宥め方や

騎乗の角度










大した苦労には
及びませぬ

合理的、且つ可及的





そして
人は、云うだらう





己の非が
黒過ぎると










見逃しても
構わないなら

好い加減、

気持ちに
正直になつて





昨日の皺寄せを
笑つて

眺めていよう





私は、
送り出して

あげるから










甚だしく
赦し難いと

息を荒げる、なら

好い加減

此処らで
御暇します










始末の悪さを
擦り付けないで





體が視てゐるよ










慈しみを
振り撒いた午後

墨汁色の、

深く
立ち込める霧の中で










其の暁には
きつと

貴方を
択ぶから










あべこべな夢で
出遭いませう



2008/06/27 (Fri)

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