詩人:雑魚 | [投票][編集] |
強がらなくてもいいのに
一人で勝手に頑張って
一人で勝手に悩んで
一人で勝手に悲しんで
真面目で心配性だから
頑張らなきゃ
早くしなきゃ
って人一倍考えて悩んでる
きっと周りは君を
勉強しなくてもできる子
頼めばなんでもしてくれる子
なんでもできる子
そんな風に見えてるのかな?
ホントは
人一倍 勉強してるからなのに
頼ってきてくれるから
応えてあげたくて引き受けるのに
周りがそういう風に見るから
幻滅されたくなくて
遠くにいって欲しくなくて
できなくても
頑張るからって
心優しい君は
また一人で頑張るんだ
頑張るのはとても良い事
悩むのだって良い事
悲しむ事だって
その性格や選択だって
とても良い事
だけど
一人で頑張るのは
辛いでしょう?
頑張りすぎなくて良いの
頑張りたくない時は
頑張らなくていい
一人じゃ嫌な時は
私を呼んでくれたっていい
君の為なら
持てる力の全てを
出し切るから
詩人:雑魚 | [投票][編集] |
早く枯れてよ
泣きたくない
もう泣きたくないの
いちいち
傷ついてられないよ
そんな事で傷ついてたら
私 壊れちゃうよ
どうして泣くの?
そんな弱いコじゃ
ないでしょ?
強いコでしょ?
我慢できるでしょ?
我慢できる
私は弱くない
簡単には傷つかない
だって強いから
違うよ
傷ついてなんかないよ
ただの偽善者なの
演じてるだけなの
悲劇のヒロインを
偽善者じゃない
悲劇のヒロインなんか
演じてない
わかんない
わかんない
わかんない
わかんない
わかんない
どれが私なの
どれが本当の気持ちなの
私は
私は………
詩人:雑魚 | [投票][編集] |
私はきっと
知らない内に君を
傷つけてる
何気ない一言
冗談で言った言葉が
とても辛くて 悲しくて
君は沢山傷つくの
バカな私は
傷つけて はじめて
君の辛さを 悲しみを
理解する
傷つけない
悲しませない
裏切らない
幸せにすると
心に決めたのに
そんなの口だけじゃないか
結構 私は
君を傷つけて
悲しませてる
大好きでたまらないのに
どうして
傷つけてしまうんだろう
どうして
意地悪言っちゃうんだろう
きっと
これからも 君に
辛い思いをたくさん
させてしまう
だけど
一度した過ちは
繰り返さないから
君を幸せにしたいと
思う気持ちは 本物だから
たくさんケンカして
たくさん怒って
たくさん涙を見ると思う
それでも その分
たくさん幸せだと思うから
たくさん笑えると思うから
君さえよければ
こんなバカな私に
全てを捧げてくれませんか?
詩人:雑魚 | [投票][編集] |
一日でも会えないと
もうダメなの
気が狂いそうで
つねに君を求めてる
君に触れたい
君の声が聞きたい
君をこの目で見たい
君と 君と…
口を開いて君の名を
呼んでみるけれど
君の声は聞こえない
可笑しいな
私が名前を呼んだら
君はすぐに返事をするでしょう?
ほら 返事をしなさい
詩人:雑魚 | [投票][編集] |
朝 目を覚ませば
隣で気持ち良さそうに
寝息をたててる君
手を伸ばし
頬を撫で
髪をなで
そっとキスをし
また髪を撫でる
君が側にいる事実を
何度も 何度も
感じていたかったから
目覚めた君は
まだ眠そうな目を擦りながら
ふにゃり と微笑み
ぎゅっと私を抱きしめる
君は
起きたときに
私がいる事が嬉しいと
幸せだと言ったね
それなら
一緒になろう
私は君がほしいの
二人だけの場所で
君を独占していいのは
私だけだから…
詩人:雑魚 | [投票][編集] |
怖くて悲しい
夢をみるの
夜がくるたび憂鬱で
目をつぶるのが怖い
だって
寝てしまったら
また 夢をみるもの
怖くて
寂しくて
悲しい夢
何度も聞こえる
聞きたくない言葉
ただ絶望を感じ
どうする事もできないまま
私は君の背中をみるの
嘘だと言って
好きだと言ってと
叫びながら
たくさんたくさん
泣きわめいて
自分の泣き声で
目覚めるの
夢だと
わかっていても
怖くて怖くて
君にメールを送れば
普通に返ってくる返事
君のその一言で
私はやっと夢から覚めた
「おはよう」
詩人:雑魚 | [投票][編集] |
ぽつぽつ降りそそぐ
雨の音を聞きながら
君の事を考える
傘が嫌いな君は
雨が降っていても
傘をささなかった
「一緒に入ろう」
と傘を差し出しても
君は嫌がって逃げたよね
相合い傘に憧れてた私
仕方ないか、と
少し落ち込んだけれど
それを察してか
察しなくてか
ほんの少しの間だけど
一緒に傘に入ってくれた君に
思わず顔がほころんだ
雨が降る度思い出す
君の少し恥ずかしげな顔
詩人:雑魚 | [投票][編集] |
君はきっと
私の何倍も我慢して
私の何倍も怖い思いをして
私の何倍も辛い思いをして
私の何倍も悲しんだ
それは振り返るだけでも
泣きたくなるような話
ずっとずっと
この悲しみを 辛さを
聞いて欲しくて
安心させてほしくて
君は一人を怖がった
「大丈夫だよ」
なんて ただの気休め
「好きだよ」
には何度も裏切られた
君には 人が 言葉が
信じられなくなっていた
でもね
私の言葉には
ちゃんと意味があるんだよ
「大丈夫だよ」
私が何とかするから
私が安心させてあげるから
「大丈夫だよ」
「好きだよ」
君がいないとダメなんだ
君がいるから幸せなんだ
君と永遠に一緒にいたい
「好きだよ」
だから一人で
抱え込まないで
もう一人になんて
させないから
怖い思いも
悲しみも 辛さも
分かち合えば
きっと辛くないから
「大好きだよ」
詩人:雑魚 | [投票][編集] |
いつも笑顔で
人懐っこくて
頼りになって
すぐ人と仲良くなれる
素敵な君
そんな君に憧れて
気になって
惹かれていって
いつしかその気持ちは
「恋」
になっていた
でも本当の君は
心配性で
すぐ不安になる
笑顔で元気で頼りになる君
そんな君に
惹かれたはずなのに
本当の姿を見ても
驚かなかったし
嫌いにもならなかった
守ってあげたい
安心させてあげたい
泣かせたくない
笑わせてあげたい
そんな感情が溢れ
私は君を 一生
離さないと決めた
悲しいときは 抱きしめて
泣きたいときは 胸を貸し
不安なときは 優しいキスを
そして嬉しいときは
一緒に思い切り笑おう
それが私の君への「愛」