物語りは書かれているんじゃない。自分が書いて居るんだ。ページがなくなれば物語りも終わるだけどその前に終わらせてしまう人が居る、そして自分で終わらせた人も沢山居る。ただ今も物語りは動いている。逝く人の物語りはそこで終わりだけれど愛する人の心の中でまた新しいページを綴っている。終わらせても終わらない物語りはいつまでも続くだろう。
[前頁] [柚華の部屋] [次頁]